German Physiks TROUBADOUR 80 入荷。2012年9月1日(金)
2012年 09月 02日
Carbon Fibre DDD Driversが入荷しました。
僕はジャーマンフィジックスのユニコーンと言うシステムが好きで
今までに何セットも販売してきました。
ユニコーンとは、
シングルドライバー1発にロードホーンを巧みに組み合わせたシステムです。
美しい造形と美しい仕上げのキャビネットを持つこのシステムは
その姿通り、なんとも言えない美しいサウンドステージを再現するスピーカーです。
今日はそのGerman Physiksの最新のドライバーを搭載した
TROUBADOUR 80 が入荷いたしました。

■TROUBADOUR 80は、この様に本体とネットワークと別梱包になっています。

■荷造りバンドを切って梱包の上蓋を開けました。

■筒状のダンボールを抜きました。
このドライバーは、頭の部分を持って動かそうとするとフレームに無理が掛かり
壊れてしまう場合が有ります。
流石、良く考えられた梱包です。

■ウレタンの内袋を取りました。
振動版の回りにはサランラップ状のものが巻かれ保護しています。
本機の振動板はカーボンですのでまだ良いですが、
チタニウムの振動版は十分な注意が必要です。
不意に指で振動板に触れたりしたら、すぐに傷が付いてしまいます。
僕も過去に苦い経験を持っています。

■TROUBADOUR 80 Carbon です。良い音がしそうですねえ。

■次は別梱包になっているネットワークを開梱します。
ネットワークからドライバーまでのケーブルも付属しています。

■これがネットワークです。

■早速セットアップに掛かりました。
TROUBADOUR 80 のスピーカー端子はこの位置になります。

■まず、TROUBADOUR 80だけのポン置きで聴いてみました。
接続したアンプはグラスマスターです。
最初はチリチリした少し硬い高音でしたが、そんな音もすぐに落ち着いて
1時間ほど鳴らした時点でかなり良い音になってきました。
低音不足は否めないもののTROUBADOUR 80だけで
十分なクオリティーで音楽を聴くことが出来ます。
ジャズ、ジャズボーカル、クラシック、色々聴いてみましたが
特にクラリネットなどの木管楽器の音は、ゾクッとくるものが有ります。
カーボン振動版はエージングに時間を要すると聞いておりますが
何も考えずにポン置きでこの音が出るとは驚きです。
エージングが進んだらどんな音に変貌していくのだろう。

■今日はポン置きでの試聴スタートでしたが、ドライバーの高さが低すぎます。
かと言っていいかげんな置き台では製品の良さをスポイルしてしまいます。
次は耳の高さにセッティングする方法を考えます。
この音に低音が付いてきたらどんな音になるのでしょうか。
最強の音になりそうな気がします。
これで楽しみがまた1つ増えました。