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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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シーメンス『オイロダイン』入荷。 2012年11月13日(火)

シーメンスの『オイロダイン』が入荷しました。

と言うか、倉庫に眠っていた『オイロダイン』のメンテがやっと終了し、
店頭にお目見えしたという訳です。

足かけ3年ほど倉庫に眠っていた訳ですが、なにも勿体ぶっている訳ではない。

せっかくの品だから純正のパーツでメンテしてやりたい。
なんでもいいから部品を換えれば良いという訳ではありません。

コンデンサーひとつとっても、
当時付いていたものと同等の物を探してやらなければいけません。

製品を愛する者はそう考えるものです。
しかしそれには時間と言うものを要するのです。
シーメンス『オイロダイン』入荷。 2012年11月13日(火)_b0262449_23114689.jpg

■シーメンス『オイロダイン』です。

ぶっきらぼうな面構えですね、とても良い音が出る様な顔には見えません。
シーメンス『オイロダイン』入荷。 2012年11月13日(火)_b0262449_23115783.jpg

■まだ青々としたコーン紙の色です。

やっぱりパンパンのコーン紙ですね。
このコーン紙だから切れの良い音を出すのでしょう。
シーメンス『オイロダイン』入荷。 2012年11月13日(火)_b0262449_2312632.jpg

■早速鳴らしてみました。

最初はわざと新しい装置で鳴らしてみました。
案の定、あっけらかんとした音と言うか、スカスカの音で鳴ってくれました。
やっぱり気難しいスピーカーです。

その後にマッキンのC20等の古いアンプで鳴らしてみました。
やっぱりドスの効いた音で鳴ってくれる様になりました。

まだバッフル無しなので全然低音は出ていませんが、
それでも時々凄味の有る音が出てきます。
こんな状態でも片鱗はちゃんと判るものです。

さあ、どんなキャビネットにしようかな?

住宅事情等を考えると平面バッフルは非現実的、
やはり後面解放の箱になるでしょうね。

キャビネットの材料は何にしようかな?
大きさはどのくらいが良いかな?

そう言えば、クラングフィルムのアンプで鳴らしたら面白そう。
知り合いのところにクラングフイルムのアンプが有ったぞ!
むしり取ってこようか!






そう言えばここのところドイツの製品ばかりが店頭に並んでいる。
意図して集めている訳ではないのに集まってきます。
面白いものですね。

最近個性の強い製品が減りましたが、
でも、いま、当店の店内は個性の強いものばかりが集まっています。
本当に楽しいです。



グローバル化が進み、各国の製品もだんだん個性を失いつつあります。

インターネットが普及する前はこんな事は無かった。

フランス製のスピーカーなんて、強烈な個性が有ったものです。

しかし、今はそういうものが少なくなりましたね。

良い事なのか、どうなのか・・・・・・、どうやらあまり良い事ではなさそうです。
特に趣味人にとっては・・・・・・。
by sound-pit | 2012-11-13 23:44 | 楽しい製品入荷