German Physiks unicorn custom入荷 その2。2013年1月20日(日)
2013年 01月 21日
とブログに掲載した途端、数人のお客さんがご来店されました。
皆さん聴きたそうにしていらっしゃるので早速もう一方のunicornを開梱した。

■2台揃うとこれまた存在感があります。 美しいですねえ。
早速色々なアンプを接続して試聴してみました。
当然ながらアンプによって音の表情は変化します。
結果的に現時点ではファーストワットのSIT1が一番良い雰囲気を醸し出していた。
能率90dB足らずのスピーカーを鳴らすには、いささか出力の小さいアンプですが、
空間表現と言うか音の肌触りと言うか、本当に心地よい音を出してくれます。
これで40W程度の出力が有れば文句無しと言う感じです。
驚くのはシンフォニーの再生です。
恰も音の良いホールで聴いているかのような漂うような低域が再現されます。
初期型の unicorn をご存知の方は、そんな事有るわけ無い、と思われるだろう。
しかしこれは大袈裟に表現しているのではない。
その場に同席していたお客様は
このブログを見て、その通りだ、と納得されている事と思う。
ユニットの改善、キャビネットの改善、ネットワークの改善、
メーカーと言うものは、地道に研究しその成果を製品に反映している。
German Physiks unicorn custom を聴いてそれを実感した。
低音の再現性は見事なほどです。

■マーラー交響曲 第1番『巨人』 テンシュテット指揮・シカゴ交響楽団
このCDを聴いてみました。
German Physiks unicorn は目の前に有るのにスピーカーの存在が無い。
サウンドステージが後方へ展開します。
オーケストラの編成が目に見えるようなステージ感。
そして静寂感、何も無いところから音が出てくるような、そんな感じがします。
シングルのユニットで、どうしてこれだけのステージ感、低音感が出るのか。
本当に不思議なスピーカーです。