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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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A&M・AXISS合同企画 TRANSROTOR TOURBILLON FMD試聴会。2013年3月9(土)・10日(日)

先日、A&MとAXISSの協力を得て、
TRANSROTOR TOURBILLON FMDの視聴会を開催しました。

TRANSROTOR TOURBILLON FMD は、
トランスローターのハイエンドアナログプレイヤー。

フォノイコライザーは、FMアコースティクスのFM223。
プリアンプは、FMアコースティクスのFM255MKⅡR。
メインアンプは、”Dan D’Agostino”のMOMENTUM STEREO。
スピーカーは、JBLのDD67000、またはMAGICO Q3。

と言う、まさに夢の組合せでの試聴会です。

どんな音であったかを先に申しあげると、とにかく音の厚みが有ります。
たっぷりとした音場が再現されているのにボケていない。
奥深い音、と言う表現しか見当たりません。

試聴会終了後、元のシステムにつなぎかえてみて
その凄さを思い知る、と言う感じでした。
A&M・AXISS合同企画 TRANSROTOR TOURBILLON FMD試聴会。2013年3月9(土)・10日(日)_b0262449_215027.jpg

■セットし終った時の店内です。

セットし終った後に改めて眺めてみると
TRANSROTOR TOURBILLONの存在感は凄い。

実物を目の前にすると、絢爛豪華なプレイヤーと言うよりも、
如何にも良い音がしそう、と言うオーラが伝わってきます。
A&M・AXISS合同企画 TRANSROTOR TOURBILLON FMD試聴会。2013年3月9(土)・10日(日)_b0262449_2151417.jpg

■TRANSROTOR TOURBILLONは安定した音がします。

ピラミッド型の音の再現、このプレイヤーはまさしくそう言う音がするプレイヤーです。

それと、FMアコースティクスのFM223は、やはり良いフォノイコライザーです。
TRANSROTOR TOURBILLONの厚みの有る音をすべて受け止めて
余すところなく再現してくれると言う感じでした。

低音の安定感はやはり別格と言う感じです。
久しぶりに感心したシステムです。
A&M・AXISS合同企画 TRANSROTOR TOURBILLON FMD試聴会。2013年3月9(土)・10日(日)_b0262449_2153316.jpg

■古い音源から新しい音源まで、破綻無く再生してくれます。

僕が感心したのはピッチの安定感です。

たまに、聴いていても何となく気持ちが悪い、と言う感じを受けるプレイヤーが有ります。
それは、長い周期の回転むら、いわゆるワウが発生しているという場合が多いです。
(レコードの音溝が偏心している時も有りますが、この場合は同じ周期で音が揺れます)

僕は音程のウネリにものすごく敏感なんです。

しかし、このTRANSROTOR TOURBILLONは、
そういった不安定感は全く感じさせない。
実に安定した回転を保持しています。


とまあこんな感じで、今回の試聴会は久しぶりに興奮した試聴会でした。

この価格で良い音が出なければ怒るぞ! 
と言うシステムでの試聴会でしたが、やはり格が違うと言う表現しか思い当りません。

僕もTRANSROTOR TOURBILLONとFM223が欲しくなりました。
by sound-pit | 2013-03-15 21:41 | 試聴会