A&M・AXISS合同企画 TRANSROTOR TOURBILLON FMD試聴会。2013年3月9(土)・10日(日)
2013年 03月 15日
TRANSROTOR TOURBILLON FMDの視聴会を開催しました。
TRANSROTOR TOURBILLON FMD は、
トランスローターのハイエンドアナログプレイヤー。
フォノイコライザーは、FMアコースティクスのFM223。
プリアンプは、FMアコースティクスのFM255MKⅡR。
メインアンプは、”Dan D’Agostino”のMOMENTUM STEREO。
スピーカーは、JBLのDD67000、またはMAGICO Q3。
と言う、まさに夢の組合せでの試聴会です。
どんな音であったかを先に申しあげると、とにかく音の厚みが有ります。
たっぷりとした音場が再現されているのにボケていない。
奥深い音、と言う表現しか見当たりません。
試聴会終了後、元のシステムにつなぎかえてみて
その凄さを思い知る、と言う感じでした。

■セットし終った時の店内です。
セットし終った後に改めて眺めてみると
TRANSROTOR TOURBILLONの存在感は凄い。
実物を目の前にすると、絢爛豪華なプレイヤーと言うよりも、
如何にも良い音がしそう、と言うオーラが伝わってきます。

■TRANSROTOR TOURBILLONは安定した音がします。
ピラミッド型の音の再現、このプレイヤーはまさしくそう言う音がするプレイヤーです。
それと、FMアコースティクスのFM223は、やはり良いフォノイコライザーです。
TRANSROTOR TOURBILLONの厚みの有る音をすべて受け止めて
余すところなく再現してくれると言う感じでした。
低音の安定感はやはり別格と言う感じです。
久しぶりに感心したシステムです。

■古い音源から新しい音源まで、破綻無く再生してくれます。
僕が感心したのはピッチの安定感です。
たまに、聴いていても何となく気持ちが悪い、と言う感じを受けるプレイヤーが有ります。
それは、長い周期の回転むら、いわゆるワウが発生しているという場合が多いです。
(レコードの音溝が偏心している時も有りますが、この場合は同じ周期で音が揺れます)
僕は音程のウネリにものすごく敏感なんです。
しかし、このTRANSROTOR TOURBILLONは、
そういった不安定感は全く感じさせない。
実に安定した回転を保持しています。
とまあこんな感じで、今回の試聴会は久しぶりに興奮した試聴会でした。
この価格で良い音が出なければ怒るぞ!
と言うシステムでの試聴会でしたが、やはり格が違うと言う表現しか思い当りません。
僕もTRANSROTOR TOURBILLONとFM223が欲しくなりました。