MARANT #7 が入荷しました。 2013年4月2日(火)
2013年 04月 02日

■今回入荷のマランツ#7です。
やはり良く出来たデザインです。
当時はこのアンプのデザインを模した製品が色々と他社から発売されたものです。

■綺麗な眺めです。
僕が思う素性の良い製品と言うのは、オリジナル性が損なわれていない製品です。
半世紀も経過している製品です。
シリアルナンバーがどうであるか、では無く、どういう使われ方をしてきたか、なのです。
人から人へと渡り、色々な人が手を加え、オリジナルとはほど遠い内容になってしまった
製品は、徹底的に手を入れようと言う気になりません。
氏より育ち、と言う事なのではないでしょうか。

■何度も何度も違う人の手が入った、と言う様な形跡が無い内容です。
この様な製品は、よりきっちりと手を入れてやろう、と言う気にさせてくれます。
電源コンデンサからセレンに至るまで、出来る限りオリジナルを損なわない様に
手を入れさせて頂きました。

■ウッドケースにマウントした姿です。
マランツ#7ほどウッドケースが似合うプリアンプは無いと思えるぐらいです。

■TANNOYのオートグラフを鳴らしてみました。
メインアンプはマッキントッシュのMC275です。
堂々とした音、清々しい上品な音、やはり別格の音がしています。
マランツ #7、マッキントッシュ MC275、TANNOY オートグラフ、
やはりこの組み合わせは素晴らしいです。とても魅力的な音を奏でてくれます。
軽々とした中域、余裕の有る鳴り方、大型スピーカーでなければ再現できない音です。
クラシック音楽の再生に特化した最高のシステムではないでしょうか。