JBL4530でシステムを組んでみました。 2013年4月17日(水)
2013年 04月 17日
JBLの4530を2本並べたダブルウーファーシステムです。
ウーファーは130A、ドライバーは2441、ツイーターは2405、
ネットワークは3160、ホーンはマクソニックのHS301、です。
ツイーターはコンデンサーカットで乗っけています。
■さすがに堂々たるサイズのシステムになりました。
出てくる音はと言うと、それはそれは余裕の有る音で、刺激感が全く有りません。
往復ビンタと言うか、ドカーンと言う音を想像されるかもしれませんが、全く違います。
低音も自然な出方で、いわゆるボコボコの音にはなっておりません。
至近距離で聴いてもやかましくなく、深々とした音がしています。
これだけの音はなかなか聴く事が出来ないでしょう。
どんな音かと言えば、紛れもないJBLサウンドなのですが
オートグラフ等とはまた違った良い感じの音がしています。
この場でどれだけ説明してもこの音の魅力は伝わらないでしょう。
その場で聴いた人にしか判らないだろうと思います。
■向かって左側のシステムです。
■向かって右側のシステムです。
このスピーカーを家庭に入れようと思う方はなかなかいらっしゃらないと思いますが
ジャズやボーカルを聴いたら文句無し、音楽を聴かせてくれます。
人の声、サックスの響き、トランペットの音、全てが余裕で鳴っています。
バスドラの音も、軽く、風の様に、リズムを刻み、後ろから押してきます。
けして存在を主張するわけでもないのに実在感が有るのです。
それこそがシステムの大きさがモノをいう音なのではないでしょうか。
何時もお客様とお話ししている事ですが、
環境が許されるなら出来るだけ大きなスピーカーの方が良いです。
このスピーカーはそれを物語っています。
また同じ事を書いてしまいますが、
この様な音を聴かされると、位相が合うとかスピード感が有るとか・・・・、
そんな言葉はどうでも良い、と言う気になってしまいます。
※このスピーカーはジャズ・バーへ納品させて頂く予定です。