トーレンス・プレステージを納品しました。 2013年5月26日(日)
2013年 05月 26日
■トーンアームはRMG-309とSMEの3010Rです。
今時珍しいぐらい綺麗なトーレンス・プレステージです。
GOLDの部分も錆が有りません。
メンテナンスも、もちろん行っています。サスペンションも手を入れました。
奥のSME3010Rにはピカリングのカートリッジを取付けて、モノラル専用としました。
このカートリッジは侮れないです。
チューニングが合っていないと軽い音しか出てきませんが
50年代のモノラル盤ジャズやボーカル物を聴いたら、その時代の音が出てきます。
■クアドラスパイアのラックに載せましたが、思ったより違和感は有りません。
ラックのセンターには、補強の柱を各段間に入れてあります。
■モノラルのボーカル物を聴いてみました。
やっぱりシッカリとした音が出てきます。
今となっては、もうこんなプレイヤーを作る事も出来ないでしょう。
作ったとしたら、とてつもなく高価なプレイヤーになる事でしょう。
この後ステレオ盤のジャズを聴いてみましたが、
やはりオルトフォンのカートリッジとアームのコンビは渋い音がしています。
いつも思う事ですが、トータルでメンテをしないと、せっかくの製品も台無しです。
愛情を注げば応えてくるものなのです。