特注品スピーカーキャビネットが入荷しました。 2013年8月1日(木)
2013年 08月 01日
38cm同軸の励磁型スピーカーを取り付ける為に製作したスピーカーキャビネットです。

■日本の家庭事情に合うサイズで制作しました。
大きさとしては、タンノイのレクタンギュラーGRFぐらいの大きさです。
最近の製品では、JBLの4365の背を高くしたようなサイズでしょうか。
色々なスピーカーを納品させて頂きましたが、
このぐらいのサイズがちょうど良いと感じています。
デザインは、今までに色々見てきた
アンティークオーディオ機器のデザインを参考にしています。
このデザインは職人さんと相談しながら決めました。

■スピーカーのグリルを外す事が出来ます。
オーディオファンは、やはりユニットの顔を見たい、と言う方が多いので
グリルは外せるようにしました。

■背面は、コーナーに設置する事も考えて、角を落としています。
こうする事で、キャビネットの剛性もアップします。
内部の構造は、バスレフとバックロードホーンの中間的動作をする様な構造になっており、
低音のコントロールが出来る様に、内部に調整機能を持たせました。
キャビネットの材料は米松の合板です。
マウントするユニットは、励磁型に改造したALTECの604Cです。
以前に、ユニットのみでお客様にお渡しした物なのですが
いよいよキャビネットに装着される日が来ました。
このユニットは、一聴してアルニコとは違う音を出しています。
ALTECの音には間違い無いのですが、
S/N感が違うと言うかなんというか、スカッとした音が出てくるのです。
さあ、キャビネットと相まってどんな音になるのか、今から楽しみです。