K市のH氏宅へオーディオ機器のメンテの為に訪問しました。
2013年 08月 06日
ブログ掲載の承諾を頂いたので、ご紹介させて頂きます。
本日は、アナログプレイヤーの点検と、
セカンドシステムのCDプレイヤーの調整でお伺いしました。
そのついで、と言ってはなんですが、全体の音のチェックと、
今後の方針について、お話をさせて頂きました。

■お使いのスピーカーは、
ジャーマン フィジックス・ユニコーン カスタムと、ディナウディオのSapphireです。
アンプはグラスマスターのSD2です。
そして、アキュフェーズのDG48もお使いになられています。
聴く音楽やソフトによって、
DG48を通したりパスしたりして、使い分けていらっしゃいます。
『気になるところを、DG48を使用して色々修正していくと、
つまらない音になって行ってしまいますね。だからあまり修正しない様にしています』
と言う様なお話もありましたが、この件については、僕も同感です。
やはり、素の状態で良い音を出してやるようにしなければいけないと
僕は何時も考えています。
この様な機器を使用すると、どうしても頼りがちになってしまいますが、
セッティングで詰める事が出来ない部分だけカバーしてやる、
と言う使い方にされた方が良いと思います。

■ジャーマン フィジックス・ユニコーン カスタムは、
背面の壁に対し平行にセッティングしています。
色々な置き方をしてみましたが、このお部屋では、このセッティングが良いようです。

■入力系のラック周辺です。
レコードプレイヤーは、ロクサンのザクシーズ20、
SACDトランスポートは、エソテリックのP02、
DAコンバーターは、エソテリックのD02、
ルビジュームクロックは、アンテロープのIsochrone 10M、
プリアンプは、リンデマンの830、を使用しています。
プリアンプも、SACDプレイヤーも、
数社の製品を持ち込んで聴いて頂き、この製品に決定しました。
やはり自宅視聴が一番良く分るのではないでしょうか。
肝心な音の事ですが、かなりセッティングを詰めていらっしゃいます。
ジャーマン フィジックス・ユニコーン カスタムは、低音の出方が秀逸です。
重々しい音は感じられない、良い低音が出ています。
お部屋の方も、つい最近、床の補強をされたところなのですが、
アンプの性能も相まって、良い低音を出している様に感じました。