BRINKMAN OASIS 納品前のチェック。
2013年 08月 23日
入荷したのは、お客様からの注文分です。
お客様先で組立作業をして粗相が有ってはいけないので、
お客様の了解を得て、お店で組み上げて、音出しチェックをする事にしました。

■BRINKMAN OASIS を組み上げて、早速音出しチェックをしました。
アームの高さや、オーバーハングなど、基準に合わせて、
その後は試聴を繰り返して、これでOK、と思う様な音になるまで微調整します。

■組合せは、BRINKMAN OASIS + 10.5/トーンアーム +
TITAN/MCカートリッジ + FEIN/電源ユニット です。
やはり試聴会で感じた通りの印象です。
骨格のしっかりした音が出てきます。

■試聴時に使用したスピーカーは、ジャーマンフィジックス・ユニコーンカスタム です。
ジャズからクラシックまで、色々試聴してみましたが、気持ちの良い音の出方です。
ジャズを聴いてみると、胸のすく様な、抜けの良い音の出方です。
そして、低音はというと、どっしりとして軽い低音を再生します。
『どっしりとして軽い』この一見矛盾した表現については、
ここでいくら説明しても分って頂けないだろうと思います。
実際に、この場で聴いた人だけに通じる言葉なのではないでしょうか。
最近は、色々な情報が簡単に手に入ります。
しかし、情報として得て、バーチャルで知っているのと、
実際に体験して、体が覚えている事とでは全く違います。
僕なんか、毎日この仕事をしているのに、新しい発見が有ります。
まだまだ製品について知らないと言うか、思わぬ一面を知る事が有ります。
今回のシステムから放出される音は、それを物語っています。