GOODMAN AXIOM301で、色々聴いてみました。
2013年 08月 31日
皆さん、ブログで見たスピーカーを聴きにいらっしゃったようです。
今日は、GOODMAN AXIOM301 スピーカーシステムで、
色々な音楽を聴いてみました。

■アンプは、リークのポイント・ワンとステレオ20です。
このリークのアンプは、ガラクタだったものを修理して、復活させたものです。
プリアンプのポイント・ワンは、つまみが無かったので、
マッキンのつまみなどを流用しています。
本来なら白いつまみが付いているのですが、無いものは仕方が無いです。
これで、メインアンプがステレオ50、スピーカーボックスの中のユニットが
ワーフェデールだったら、小池レコードそのものです。
今思えば、小池レコードと言うところは、
なんだかんだと言いながら良い音を出していましたね。
今日のこのシステムを聴いてみて、その当時の事を思い出してしまいました。
小池レコードと言っても、愛知県でしか通用しない話しかもしれませんが
このお店の話しをし出すと、尽きない事になってしまいます。
色々な事が言われているお店ですが、
名古屋と言うか愛知県の音楽文化の一翼を担ったお店、と言っても過言ではないでしょう。
新幹線講座、バーンスタインが家でお茶漬けを食っていった、などなど、
小池レコードの親父さんの話題を語り出したら一日では終わらないです。
色々な事が有りましたが、今となっては良い思い出です。
音楽の事についても、色々と教えてもらいました。
一番印象に残っている親父さんの言葉は『入っていない音は出てこない』です。
これは、その通りだと思っています。
CDやレコードに録音されていない音を出そうとしても、出る訳が無いのです。
とにかく、音楽とはなんだ、良い音とはどういう音か、
と言う事については、極めて全うな感覚を持っていた人でした。

■つまみこそオリジナルとは違いますが、これがリークのポイント・ワンです。
お客さんとお話をしながら、色々な音楽を聴いてみました。
リークのアンプとGOODMAN AXIOM301 システムは、
欲を言えばきりが無いのですが、良い塩梅で音楽を聴かせてくれます。
力の抜けた良い音なんですよ。
音楽を聴きながら色々な話が出てきましたが、
GOODMAN AXIOM301については、
あまり良い印象を持っていない人が多いのかな・・・・。
あえて製品名は出しませんが、
バッフル板が斜めになったシステムで出ていた音のイメージが強すぎるみたいです。
AXIOM301の音を知っている人は、このシステムを聴いて、皆同じ事を言います。
『このスピーカーって、こんなに良い音してたっけ?』
それぐらい、皆さんまだまだ知らない事が多いと言うか、
色々な経験をしていない、と言う事なのでしょうね。
残念な事ですが、
『ちょっと聴き』で、その製品の音の印象を決めつけてしまう人が多過ぎます。

■エンパイアのプレイヤーと、ピカリングのカートリッジで、聴いてみました。
ガラード301とオルトフォンの組み合わせでも、聴いてみました。
トータルではガラード301の方が良いのですが、
ビートルズを聴いた場合は、このエンパイアの方が良い雰囲気が出ています。
この雰囲気とはどういう事か、説明しろと言われても説明は難しいです。
エンパイアの方が、音が響いていると言うか、躍動感が有るのですね。
悪く言えば、エンパイアの方が鳴いている、
余計な音がくっ付いている、と言う事なのかもしれません。
でも、ビートルズを聴く限り、エンパイアの方が楽しいです。
腰の座りはガラード301の方が上、音に雑味が無いのはガラード301、
でも、エンパイアから出ている音の方が、むかし聴いていたビートルズらしい。
GOODMAN AXIOM301システムとリークのアンプの組み合わせを聴いてみて・・・・。
音楽とはいったいなんぞや・・・・。
S/Nが良ければ良いと言う物ではない。
ワイドレンジが全てではない。
雑音も音楽のうち。
如何にして、当時の音楽を、当時の音楽らしく、雰囲気良く楽しめるか。
そんな事を、お客様と色々と語りながら、考えさせられてしまいました。
※今日一日で思った事を書いてみましたが、話のまとめ方がへたくそでごめんなさい。
どうも文章は苦手です。