UTCのトランスを使用して、MCトランスを制作。
2013年 09月 07日

■このトランスを使用しています。

■内部構造はこの様になっています。
過度な装飾を避け、質実剛健を目指して製作しています。
小型ですが、剛性を持たせたケースの構造になっているのではないでしょうか。

■背面の端子パネルも2重構造にしてあります。
シールドに関しても、気を配りました。

■出来上がった状態の、正面からの写真です。

■出来上がった状態の、背面の写真です。
アース端子は、バナナプラグを使用しております。
バナナプラグにアース線を取付けてから挿し込む、
と言う事になりますので、アース線の取付作業が容易です。
狭いところに指を突っ込んで締め込むと言う作業が無いです。
利得は約30dB取れています。
2次側は50KΩです。
トランスのタップを変更する事により、
18dBから27dBまで4段階の利得切替が可能です。
音色は、パートリッジの様な華やかな明るい感じではなく、
かといって、某社のトランスの様に大人し過ぎる事も無く、
適度に押し出しが有って、ゆったりとした音色を楽しめます。
MC昇圧トランスと言っても、音色は色々です。
このトランスは使えますよ。
このMCトランスは、パーツの関係で6セットしか制作できませんでした。
興味をお持ちの方、ぜひご来店ください。