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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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Thorens Reference メンテナンス完了しました。

暇を見て、ボチボチメンテしていた Thorens Reference が出来上がりました。
Thorens Reference メンテナンス完了しました。_b0262449_2294991.jpg

■トーンアーム3本を取付けました。

アーム1. EMT EMT929。 カートリッジはTSD15。
アーム2. グラハムエンジニア ファントムⅡ。カートリッジはA&M。
アーム3. SME 3010R。 カートリッジはSPU-GTE。

アームベースは、全部新品で作り直し、新たに穴を開けて取付けしました。
予備のアームベースも、各2枚づつ作りましたので、
今後ほかのアームに交換したい時も、すぐに対応できます。

色々な取り付けねじも、すべて金メッキで特注しましたが
やはりピカピカのねじの頭は気持ちいいです。


壮観な眺めですねえ、アームを取付けて完成した姿は、流石にオーラが違います。
Thorens Reference メンテナンス完了しました。_b0262449_2295659.jpg

■3本のアームの音出しをしてみました。

それぞれに音は違いますが、その安定感は、やはり Reference ならではです。

当たり前の話ですが、このプレイヤーでなければ出せない音、と言うものを感じます。

EMTやガラード、マイクロの弩級プレイヤー、などなど
それぞれ皆良い音がしていて、最終的には好みで判断するところなのですが、
この音の静かさはと凄味は、やっぱり Reference と名乗るだけの事は有ります。
Thorens Reference メンテナンス完了しました。_b0262449_2210239.jpg

■この角度から見る Reference が、いちばん Reference らしいでしょうか。
Thorens Reference メンテナンス完了しました。_b0262449_2210843.jpg

■ストロボは、ぴったりと合っています。
Thorens Reference メンテナンス完了しました。_b0262449_22101693.jpg

■EMT929とTSD15の組合わせ。

意外なほどSPU寄りの音で鳴ってくれました。

このアームに、電動アームリフターを取付けました。

電動アームリフターは、本当は奥のグラハム・ファントムⅡに取り付けたかったのですが、
色々と制約が多くて取付けが難しく、このアームに取付けする事にしました。

思えば、他の2本のアームはリフターが有るので、このアームに取付けて正解でした。
Thorens Reference メンテナンス完了しました。_b0262449_22103175.jpg

■グラハムエンジニア・ファントムⅡとA&Mの組合せ。

今風と言うのか、ワイドレンジで、すごくハイエンドな音、と言う感じで気持ちが良い。
Thorens Reference メンテナンス完了しました。_b0262449_22373159.jpg

■SME3010RとSPUの組み合わせ。

落ち着いた音色、温かみの有る音、
特にワイドレンジと言うわけでもないのですが、やはり定番的な鳴り方です。


さてさて、これでようやく Thorens Reference のメンテが完成しました。
あとは細部の微調整をして終了です。

この後には、EMT927のメンテが待っています。
休む暇が無いですねえ。
by sound-pit | 2013-11-03 23:02 | ヴィンテージオーディオ・喫茶部