Thorens Reference メンテナンス完了のその後。
2013年 11月 16日

■まず、サーボ回路の微調整をしました。

■3本のアームの高さを、再調整しました。
この Thorens Reference は、非常にアームの取り付けが難しいです。
普通のプレイヤーなら簡単なのですが、
全てのアームが水平になる様にするには、かなりの技を要します。

■この角度から見ると、アームの水平が出ている事が、ある程度分ると思います。
アームは、水平が絶対に良い、と言う訳ではなく、
最終的には出てくる音で決めていくものなのですが、
まず水平が出るかどうかが基本になります。
もちろんオーバーハングも、もう一度見直しました。

■細かい部分の塗装の傷は、全てタッチアップしました。
純正の木のベースも、綺麗に修復をしました。
これで、どこから見ても美しい製品になりました。
オーディオ製品は、やはり見た目が大事です。
いくら良い音が出ていても、見た目が汚いと、良い音に聴こえてきません。
オーディオ機器と言うものは、
細かいところまで手を入れると、確実に再生音に反映されてきます。
この Thorens Reference から出てくる音は、比類なき安定感です。
オーナー様には、メンテが完了した事を連絡しました。
ニコニコの顔でご来店される事でしょう。