O市T氏宅 オーディオの引っ越しをしてきました。
2013年 12月 23日

■スピーカーは、モニターゴールド入りのオートグラフと、レクタンギュラーヨーク。
大編成の曲と、室内楽程度の楽曲を、
この二つのスピーカーで聴き別けていらっしゃいます。
アンプは、マッキントッシュのMC275とMC240、そして、マランツの♯9です。
このオーディオルームは、
設計段階から当店がある程度助言させて頂き、出来上がったお部屋です。
思った通り、スピーカーやオーディオ機器、レコードやCD、
などを入れる前はややライブでしたが、すべてセッティングした後は
澱みなく気持ちの良い音がするお部屋になりました。
一般的に、オーディオルームと言うものは、
設計される段階で色々な情報を集めに集め、考え過ぎてしまい、
結果的にとんでもない音のお部屋になってしまう、と言う事が多いです。
今までに数限りなくオーディオルームと言うものを見てきておりますが、
僕の知る限り、大半がその様な結果になっています。
あまり吸音防音を意識し過ぎると、
その部屋に居る事自体が苦痛になる様なお部屋になってしまったり、
或いは、音楽を聴いていても全く面白くないお部屋になってしまったりします。
まだまだ全然片づいておりませんが、
少なくともこのお部屋はそう言う感じでは有りません。
オーディオルームは、頭で考えている様に、そう簡単には出来ません。
色々な経験の積み重ねが必要ですし、
そのお客様の聴きたい音を、こちらが把握していなければならないです。
一番大事な事は、お客様との信頼関係ではないだろうか、と思っています。

■入力系のオーディオ機器。
アナログプレイヤー トーレンス TD124 オルトフォン RMG212
トーレンス TD126センティニアル SME 3009R
CDプレイヤー フイリップス LHH700
エソテリック X30
プリアンプ マランツ ♯7
マッキントッシュ C20
とりあえず以前の家から移動しました、次はオーディオラックを新調です。

■オーディオマスターのLS3/5A。 珍しいスピーカーですね。
まだ入荷したばかりのスピーカーでしたが、
お2階の寝室に、と言う事でお買い上げ頂きました。

■見慣れた顔のスピーカーですが、やはりオーソドックスで良い音がしています。
と言う事で、
丸一日がかりでオーディオの引っ越しとレコードの引っ越しを手伝ってきました。
お引越しが落ち着かれたら再度訪問して音の再調整です。