JBL パラゴンのお引越し。
2013年 12月 23日
お部屋からお部屋への移動でしたが、製品が大きくて重いので
それなりにひと苦労の作業となりました。

■JBLのパラゴンを、新しいお部屋に移動しました。
左右に適度な隙間が出来て、ちょうど良い感じで納まっています。
結果的に、以前のお部屋よりこのお部屋の方が良い音で鳴ってくれました。
これがオーディオの難しいところなんですね。

■入力系とメインアンプ。
アンプも重い、ラックも重い、CDトランスポートも重い、とにかく移動に一苦労しました。
O氏は、クラプトンとかライク―ダーなど、
ロックなどを中心にお聴きになる訳ですが、
音の趣向がはっきりしていて、どういう音を出したいのかが分りやすい方です。
スピーカーのパラゴンも、当店で鳴らしていた時の音を聴いて、買って頂きました。
やはり聴いてみて、感じる物が有ったからお買い上げ頂いた、と言う事なのでしょう。
このシステムは、僕が聴いても、
こういう音楽には合っている、と言う音で鳴っている、のですが、
『こういう音楽には合っている』と言うのが、実は一番説明し難いところなのです。
おそらく、このシステムでクラシックを聴いた場合、あまり良いとは言えないでしょう。
でも、このお客さんが好んで聴くジャンルの音楽にはハマっています。
いわゆるハイファイな音ではないけれど、良い雰囲気を出しているんです。
どの様な音楽を、どの様な音で聴きたいか、それさえ分っていれば、
何を買ったら良いのか自ずと答えが出てくるものですし、
その点がはっきりしていれば、僕たちショップのスタッフも、
何をおすすめしたら良いのかはっきりします。
書いてしまえばこれだけの事なのですが、これが一番難しいと言うか、
どう説明したら良いのか困る部分なのですね。
人が『良い』と言っている製品が必ずしも良いとは限らない。
皆が良いと言っていても、聴いてみて感じるものが無ければ
それはやはり自分の感性に合っていないと言う事です。
『これを買っておけば安心』 かもしれませんが、
音と言う物は自分の感性に合っていなければ意味が無いです。