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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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G市のHさん宅訪問。

今日は、最終の出張仕事をしてきました。

G市のHさん宅を訪問して、年内の仕事は終了です。
G市のHさん宅訪問。_b0262449_21152673.jpg

■スピーカーはTANNOYのウエストミンスターROYAL。

ピアノやソプラノの声で音がひずむ、
と言う事で依頼を受けていましたが、
せっかくの正月に聴けないのではいけない、
と言う事でお伺いしました。
しかし、何を聴いても全く症状出ず。

まあ、修理というものはそう言うものでありまして、
お医者さんを目の前にすると治ってしまう、
という患者のようなものなのです。

なので、しばらくの間色々なCDを聴きながら
時間を過ごすことにしました。

Hさん宅のシステムは、EMTのCDプレイヤーと、
マッキントッシュのプリアンプC22Rと、
845シングルのメインアンプ、
という組み合わせなのですが
その中にPCオーディオも組み込まれています。

なんと言ったら良いのか、
Hさん宅で鳴ってるウエストミンスターROYALは
『ちょうどよい塩梅』の音がしています。

剛腕なアンプで駆動されている様な、如何にもすごい、
というような音がしているわけでもない、
かと言って、
根性の無いアンプで駆動されているような
生気の無い澱んだような音でもない、
『ちょうどよい塩梅』
という表現がピッタリ、という感じで鳴っています。

C22Rの温和な音と、
845シングルのスカッとした音が相まって、
『ちょうどよい塩梅』になっているのでしょう。

オーディオというものは面白いですね。
10人十色といいますが、皆求めているものが違います。

『音は人なり』
Hさん宅の音は、Hさんの音になっている、
としか言い様が無いです。

僕は少し手を貸しているだけなんです。

あ、そうそう、肝心の修理の事はというと、
ついに最後まで症状出ず。

また症状が出たら出直し、ということになりました。












by sound-pit | 2013-12-30 22:08 | オーディオルーム