マーキュリーのBOXセットを買いました。
2014年 01月 12日
また販売されていたので、買ってしまいました。

■Vol. 2-Mercury Living Presence は、買って既に持っていたのですが、
Vol. 1 は買いそびれておりました。
うっかりしていたな、と思っていたのですが、今回手に入れる事が出来てうれしいです。

■実は、かなり前に、マーキュリーのCDは買い集めておりました。
この頃は、タワーレコードやHMVに出向いて買っていましたが、
考えてみると、今は簡単にネットで買えてしまいます。
でも、なんか味気ないですね、この頃が懐かしいです。
どんな事でも、自ら歩いて情報を集める、と言う事をしないと有難味が有りません。
自らの足で得た知識、体験は、自然に身につくものです。
ところで、持っているのに、どうしてまた買ってしまったのか・・・・、
それにはあまり理由なんてありません、単に欲しかっただけです。
再発のCDと、どの様に音が違うのか、それも知りたかった。

■左がBOX物に入っていたCD、右が以前(20年ぐらい前)に買ったCDです。
BOX物の方のCDは、ペラペラの紙ジャケだけですが、全く一緒のデザインです。
※バイロン ジャニスの演奏は良いですよ。一度聴いてみてください。
クラシック音楽はあまり好きではない、と言う方には特におすすめです。
ついつい聴き込んでしまうと思います。

■中身のCDはちょっと違います。
以前に買い集めたCDは MADE IN USA、
今回のBOX物は、MADE IN EU(Made in Germany)、です。
曲名などの表記も違います。
BOX物の方が、より詳しく記載されています。
26、と言う大きな数字は、BOX物の中の26番目の盤と言う意味ですが、
一枚もので買い集めたアメリカ盤の方には、当然その表記は有りません。
盤の重量も量ってみました。
USA盤は15.9g、BOX物のEU盤は14.9g、でした。
そして肝心の音はと言うと、USA盤の方が骨格がしっかりしています。
言い方を変えると、少しゴツイ感じの音です。
その音に比べ、BOX物の方は、やや大人しい感じの音になります。
この音の違いについては、人によって評価が分かれると思いますが、
個人的にはUSA盤の方が勢いが有って好きです。
やはりCDも初期盤の方が良いのかな?・・・・そんな気がします。

■CDが51枚入って、ブックレットが付いています。
買った値段を枚数で割ると、1枚のCDが200円に満たないです。
なんとまあ有難味の無い事・・・・。
音が良いとか悪いとか、そう言う意味ではなく、
当時一生懸命買い集めた初期盤を、大事にしようと心に誓いました。
でも、当時Mercury のCDは全部買ったのかと言うと、そうではない、
今回のBOXの中には、買っていないアルバムも有ります。
こういう機会にそういうものも揃える事が出来た、と言う事は良い事ですね。

■ついでのお話です。
このLPは、僕がクラシック音楽にハマったレコードの中の一枚です。
ポピュラーやロックから始まった音楽の趣味は、ジャズへと向かったわけですが
クラシック音楽は、どうもピンとくるものが有りませんでした。
こんなものかなあ、と思っていた時期に、ある方から色々教えて頂きました。
その教えから、レコード屋さんを歩き回って色々買い漁りました。
このレコードは、その頃に購入した物の一枚です。
胸がキュンとなる様な演奏と言うか、
針をおろして聴いてみて、感動した事を思い出します。
音楽と言うものは、みな同じです。
良い演奏、良い録音、と言うものは、頭で考える事も無く、心に伝わってきます。