喫茶部で、マッキントッシュのC4を鳴らしています。
2014年 02月 18日
現在接続して、JENSENのG610Bを鳴らしています。
フルメンテのC8/C8sが売れてしまったので、
このプリアンプを鳴らそうと思って接続したのですが、
当時のパーツで、当時の手法で修理すると、これほど良い音がするものか・・・・。
C4といえば50年代、それもモノラル時代のプリアンプ。
この頃に、すでにこんな音を聴いていたのか、と思うと、
如何にアメリカがすごい国であったかを考えざるを得ないです。

C8sの様に、一個のボリュームで左右の音量を調整する事は出来ません。
左右別々で音量調整する必要があります。
もちろん入力セレクターも左右別々です。
しかし、この不便さがこの様なアンプを使用する楽しさになっています。


このプリで、JENSENのG610Bを聴いてみると、
時代考証が如何に大事かを思い知らされます。
JENSENのG610が有ったころは、
どんなアンプで鳴らされていたのだろう。
C4の時代は、どんなスピーカーが有ったのだろう。
また、そんな時代はどんな音楽が流行っていたのだろう。
この様に考えてみると、
『当時の製品で当時の音楽を再生する』
これは当たり前の事なのだろうと思います。
最新の製品で50年代60年代の音楽を聴いてもピンとこない。
またその逆も然りです。
何もむつかしい事ではない、簡単な話なのです。
そして、その時代に、
このアンプはどういう音を出していたのか、
このスピーカーはどういう音を出していたのか、
こう考えていくと、浅はかな知識でメンテをしても、
絶対当時の音は再現できないだろう。
部品が高性能かどうか、と言う事ではなく、
当時のパーツと掛け離れたパーツでメンテしても、
本当の意味で当時の音は再現できないだろう。
当時のマッキントッシュのC4は、こういう音がしていたであろう、
と思えるようなメンテをしなければ、C4そのものを買う意味も無いのです。
■当店は、ニューオーディオコーナーとビンテージオーディオコーナーに別れています。
それを不思議に思う方がいらっしゃいます。
なにもむつかしい事ではありません。
『時代の音楽は、時代の装置で蘇る』
昔の音楽は、昔の装置で聴いた方が良い。
現代の音楽は現代の装置で聴いた方が良い。
ただそれだけです。


