Voxativ & アコースティカル・システムズ試聴会
2014年 03月 02日

■アコースティカル・システムズのトーンアーム(AXIOM)を購入すると
製品に付属している、と言うゲージで取付位置を出しています。
このゲージ(トーンアーム・セッティング・ツールSMARTractor)は、
アナログファン必携のゲージ。
これさえ有れば、アームの取付位置、オーバーハング、
トラッキングエラーのチェック、全てが確認できます。
1OO 分の5mm 単位という正確さで測定可能。
もちろん他社のアームにも使用可能です。
※トーンアーム・セッティング・ツールSMARTractorは、
79,000 円(税別)で購入できます。

■プレイヤーのセッティングが完了。 この後、スピーカーのセッティングをしました。
本日のシステム。
トーンアーム : アコースティカル・システムズ/AXIOM・ロジウム仕上げ。
カートリッジ : ジャン・アラーツ MC1 Boron を使用。
プレイヤー : DR.FEICKERT blackbird。
フォノイコライザー : Burmester 100 Phono EQ amplifier。
プリアンプ : オーディオリサーチ REFERENCE 5SE。
メインアンプ : AUDIO RESEARCH REFERENCE 75。
スピーカー : Voxativ Ampeggio Signature。

■音出しチェック中です。
アームリフターの調整、針圧調整の追い込み、等をしました。
ダイナミック型として、AXIOM の最大の特長と言える部分は、
非接触である“磁力の反発力”を用いて針圧を掛けるという、
他にほぼ類を見ない画期的な機能を持っていると言う事。
具体的には、指定針圧より軽めにウエイトで針圧調整をして、
その後、磁力の反発を利用した加圧システムを調整して
適正針圧まで調整していきます。
この調整はプレイ中でも可能で、音を聴きながら微調整できる
と言うところが素晴らしい。

■アコースティカル・システムズのトーンアーム/AXIOM は、
シェルの傾き(水平)、オーバーハングの調整、カートリッジの煽り微調整、
などなど、あらゆる調整が可能です。
メカ好きが見たら堪らない魅力が有ります。
音もカチッとした音なのですが、俗に言う固い音ではないところが良い。

■すべてのセッティングが完了しました。
ボクサティブは、やっぱりすごいですね。
これだけ環境の違うお部屋でも、立派な音が出ています。
小気味の良い音と言う表現が有っているのか、
音の立ち上がりと収束の仕方は、このスピーカーならではのものです。

■試聴会が始まりました。
何度聞いても、柳沢先生のアナログレコードの製作工程の話しは為になります。

■皆さん真剣に聴いておられます。

■参考展示の製品。
左側が、24ctゴールド仕上げの『AXIOM』
右側が、トーンアーム・セッティング・ツール SMARTractor。

■カートリッジ、プレイヤー、フォノイコライザー、プリアンプ、メインアンプ、
全てが馴染んできたのでしょう、Voxativ Ampeggio Signature は、
法華の太鼓のごとく、どんどん音が良くなっていきました。
何度聴いても感心するしかないスピーカーです。
■今回の試聴会も無事終了いたしました。 多数のご来場有難うございました。
皆様にお礼申し上げます。