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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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スピーカーについて思う事。

ビンテージオーディオ製品から最新のハイエンドオーディオ製品まで
色々なスピーカーを聴いてきて、考えさせられてしまう事があります。
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■上記6機種はすべてバックロードホーン型スピーカーです。

上から、
TANNOYの オートグラフ
TANNOYの GRF
TANNOYの レクタンギュラーGRF
JENSENの G610インペリアル BOX
JBLの C34ハークネス
JBLの 4520ダブルウーファーバックロードホーン
です。

この6機種は、大変良い雰囲気で音楽を聴かせてくれます。

オートグラフやGRFなどで聴くオケは、
これ以上の場の雰囲気を出せるスピーカーが有るのだろうか、
と思えるような音で鳴ってくれます。

JBLのC34や4520は、ライブハウスで聴く音楽そのもの
と言う様な場の雰囲気を再生してくれます。
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■この2機種はクリプッシュホーンタイプのフロントホーン型スピーカーです。

上が、JBL  ハーツフィールド
下が、エレクトロボイス  ザ・パトリシアン

このスピーカーも上記6機種のスピーカー同様、素晴らしい場の雰囲気を再現します。




では、最新のスピーカーではどうでしょうか。
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■Voxativ Ampeggio Signature
このスピーカーは、バックロードホーン型になります。
音離れの良さ、静寂感、とにかくびっくりするような音が出るスピーカーです。
音を聴いてみて度肝を抜かれた方も多いことでしょう。
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■German Physiks unicorn custom
このスピーカーはフロントホーン型と言うべきでしょうか。
音の発生方法から考えてみると、バックロードホーン型と言った方が正しいのかもしれません。

このスピーカーも、音離れの良さ、スピーカーの存在感が無い、と言う部分で驚かれた方も多いと思います。



■以上、新旧10機種のスピーカーを紹介させれて頂きましたが、全部に共通する点は、ホーン型、吸音材が無い、と言うことになります。

もちろん、ホーン型、吸音材が無い、と言う事が全てではないと思っていますが、どのスピーカーも後世に名を残すスピーカーである、と言う事は確かでしょう。

何が言いたいのか、自分でも良くわからなくなってしまいましたが、
結局スピーカーに限らず色々な製品が原点回帰している様な気がしてならない。

バックロードホーン、イコール、一拍遅れの低音、ボーボーの音、
と言われた時代も有りましたが、やはりユニットをより効率的に鳴らす理にかなった方法である、良いものは良い、と言う事なのでしょう。
音がそれを物語っています。

原点回帰と言えば、ユニットの構成も然りです。

最近は2WAY、もしくは、3WAY、の構成が多い、
しかも、2WAY+スーパーウーファー、2WAY+スーパーツイーター、
と言う、限りなく2WAYに近い3WAY構成が増えている。

ボクサティブやユニコーンに至っては、フルレンジ一発です。





by sound-pit | 2014-03-09 23:38 | 思うこと