ダニエル・ヘルツ M8.M9.Master Class 試聴会開催
2014年 03月 30日
ダニエル・ヘルツの創始者であるマーク・レビンソン氏が講師として来店。
あいにくの大雨のなかでしたが、多数の来場者がありました。
熱心なファンのかた、当店のお客様、皆さんにマーク・レビンソン氏の話を聞いて頂く事が出来、本当に良い催し物となりました。

■朝10時ごろ、マーク・レビンソン氏は当店に到着されました。
ノア・アークの野田氏と牧野氏が同行です。
先ずは当店の喫茶部にて休憩をして頂きましたが、古いオーディオ製品の名前となりたちもすべて知っておられました。

■気さくな人柄のマーク・レビンソン氏。
暫しオーディオ談義に花が咲きました。

■喫茶部で休憩をして頂いた後、会場のライブ・ギャラリー・元へ移動。
さっそくセッティングを開始したものの、マーク・レビンソン氏から音に対して指摘を受けました。
色々とセッティングを詰めていってマーク・レビンソン氏のOKサインが出る。
さすが鋭い感覚の持ち主です。

■music player software Master Class(For Mac)を使用して本日のデモ用ミュージックの音のチューニングをしています。
この時点でもかなり良い音が出ていました。

■試聴会がスタートしました。
いきなりマーク・レビンソン ワールドに引き込まれていきます。

■music player software Master Classを使用して、音楽のデモンストレーション。
Master Classを通した音と通していない音の比較試聴も確認できました。
音を捉える勘所が違うというか、さすがに良い音で鳴っていました。
マーク・レビンソン氏曰く、ソフト製作の段階で音決めしても、ユーザーが使用しているアンプ、スピーカーを通して出てくる音は必ずしも同じ音ではない。
だからこの様なソフトを使用して音のチューニングをすると言う事も整合性がある。
かつてのチェロ・パレットのデジタル版がmusic player software Master Classであると考えてほしい。
また、ユーザー側で、アンプとスピーカの組み合わせ、そしてケーブルを吟味する、その行為とmusic player software Master Classを使用するということは、ある意味で同じではないだろうか。
そんなことを彼は話していました。

■一通りの試聴が終了したあと、マーク・レビンソン氏より製品開発の経緯などの話を聞く事が出来ました。
そして、お客様からのQ&Aタイムをとって、試聴会は終了。

■上の段が今回の試聴機種 M9インテグレーテッドアンプ。
まだ試作段階で、外観も内容もこれから詰めていくという事でしたが、現時点でも良い音が出ていました。
下の段は、M6プリアンプです。
M9インテグレーテッドアンプにはDACも内蔵するそうですが、今回はこのM6をDAコンバーターとして使用。

■M9インテグレーテッドアンプの背面。
これは試作機ですので、背面の仕様も多少変更が有るのでしょう。

■最後に、展示品にマーク・レビンソン氏のサインを頂きました。

■M5、M6、両方ともサインを頂きました。
マーク・レビンソン氏のサイン入りM5/M6に興味のある方はご一報ください。
■今日の試聴会は、まるで狙い撃ちの様な生憎の天気になりましたが、
有意義な試聴会になったのではないでしょうか。
お足元の悪い中ご来場いただいたお客さま、本日はありがとうございました。
遠路はるばるお越しいただいたマーク・レビンソン氏、今回のイベントにご尽力いただいた関係者の皆様、この度は本当にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。