グランディオーソのモノラルメインアンプ『M1』 試聴会
2014年 04月 28日
ご来店の皆さま、いつも有難うございます。

■グランディオーソのモノラルメインアンプ『M1』の試聴会に際し、手前に設置してあったスピーカーを全て移動し、JBLのDD67000でセッティングしました。
※写真は25日の夜、セッティングを終えた時の状況です。
出てきた音はと言うと、ゴリ押しの音ではなく、空間表現が広いと言う印象です。
駆動力が有ると言う表現は、ズドーンと音が出てくるような印象を受けますが、この場合は違います。
特にクラシック音楽の表現は、意外なほどしなやかで広々としていました。
ジャズやロックなどを聴く場合は、少しスピーカーを近づけた方が良い印象でした。
これは、JBLのDD67000だから、という訳ではなく、だいたいどんなスピーカーにも言える事です。
クラシック音楽は、広々とした音場と奥行感、楽器の配置などを再現したい。
しかし、ジャズやロックなどは、音が塊で押し出してくる、と言う様な表現をしたい。
相反する要素を持った音楽ですので、ある程度のセッティングの違いは必要です。
■27日最終日の午後に、アヴァンギャルドで聴きたいと言うお客様が来店されました。
聴いて頂いたのは、アヴァンギャルドの『ウノ フィーノ』でしたが、これがまた良かったです。
まとまりが有って、音場がより前に再現されると言う感じは、やはりアヴァンギャルドならではの持ち味です。
女性ボーカルなどは、潤いが有って、吐息がかかるような、と言う感じで聴こえてきます。
ウーファー、中音ホーン、ツイーター、それぞれがバラバラで鳴る、と言う感じは全く感じられませんでした。
『ウノ フィーノ』にM1のメインアンプ・・・・、このぐらいのメインアンプを使用して貰えば、いう事無しと言う感じです。