LINN の LP12 USED品 点検完了です。
2014年 06月 12日

■入荷したLP12は、SMEの3009Rが取り付けられていた為、カートリッジをオルトフォンのSPUにして細部を調整しました。
このLP12はかなり初期の時代の個体ですが、この頃はこの組み合わせが多かったですね。
プレイヤーベースの木枠も、この頃のデザインは趣が有って良いです。

■ターンテーブルマットも、現在のLP12に使用されているフェルト系とは違って、ゴム系のマットを使っております。

■前オーナーは、丁寧な扱いをしていたので、大きな傷は見当たりません。

■ダストカバーのストッパーは、この様なストッパー構造になっています。
現在のLP12の様なスプリング式ではないので、多少不便な部分も有りますが、この構造もなかなか良いです。

■ダストカバーのヒンジは、極めてシンプルです。
しかし、すぐに外れてしまわない様に、板バネ状のストッパーが付いていて、細かいところに気を使っている事が伺えます。

■全体の点検も終了しましたので、早速聴いてみました。
やっぱりLINNのLP12です。すっきりした音色ですね。
もたついた感じが無いです。
それにしても、この LINN/LP12、
ずっと変わらないスタイルを貫いているのには感心します。