エソテリックの新製品を聴いてきました。
2014年 06月 13日

■K-01とK-01X 、 K-03とK-03X 、聴き比べをしました。
試聴に使用したスピーカーは、TANNOYの新製品Definition DC10Tⅰです。
メインアンプは勿論この度発売された グランディオーソ M1。

■K-01X と、K-03X、確実に進化した音になっています。
グランディオーソのM1を聴いた時の印象がSACDプレイヤーにも感じ取れます。
安定感のある音と言うか、落ち着いた音色に進化しています。

■K-01 と K-01X の主な外観の違いは、トレイのリップ部分です。
クロームメッキになっています。

■K-03X も、トレイのリップ部分がクロームメッキになっています。
K-03Xはクロームメッキの効果がより一層際立っています。
今回の新製品SACD/CDプレイヤー、
言葉で表現するとすれば、大人の音になってきているという感じです。
より一層音の奥行き感が再現されるようになってきました。
一度聴いて頂ければ、間違いなく良くなっていると思われることでしょう。
※この後、エソテリックの富士吉田事業所と、青梅事業所を見学してきました。
追って少しずつご紹介していきたいと思っておりますが、
メカ生産部は切削加工から、組み立てまで、ほぼ全て自社で生産組立しています。
今となっては、CDメカを自社生産しているメーカーも殆ど無いのではないかと思います。
流石テープデッキからの歴史有るメーカーです。
基板製作は、部品の自動装てん、鉛フリー自動半田漕、完成品のチェックまで、
ここでもほぼ全て自社で行っていました。
音の良い特殊な半田とか、極めて生産技術の優れた基板など、
こだわりのモノ作り、と言うものが随所に見られます。
ここまで内製にこだわったメーカーもあまり無いのではないでしょうか。
モノ造りの思想をストレートに製品に反映できるのは、
ほぼ自社一貫生産体制を取っているからこそなのではないか、
今回の工場見学を通して、強くそう感じました。
やっぱりモノ造りの日本です。
こういう社風のメーカーは日本ならではのものではないでしょうか。