TANNOY KENSINGTON GR 試聴会は終了いたしました。
2014年 06月 16日
ご来店の皆様、誠に有難うございました。

■TANNOY KENSINGTON GR は、予想以上に良い音で鳴ってくれました。
他でも試聴する機会は有りましたが、実際にお店で鳴らしてみて実感しました。
高域は、27,000Hzまで再生と言うスペックになっておりますが、なるほど高帯域な鳴り方をしています。
高域の華やかさは別格です。
そしてTANNOYが得意とする弦楽器の音色は、TANNOYそのもの・・・。
もう一つ驚くのは沈み込む様な低音の再生能力です。
ティンパニーや大太鼓の音は、サイズを遥かに超えた実体感が有りました。

■使用している木の質感がかなり向上しています。
バッフル板はインレイが施してあり、ラッカー仕上げになっています。
外観は天然木無垢材と突板の仕上げになっていて、オイルフィニッシュになっています。
これは、使用している材のグレードが高い証です。

■試聴には、ESOTERICのグランディオーソ M1 を使用しました。

■背面のスピーカー端子です。 WBT-0703 nextgenコネクターとタンノイ独自のアース端子を採用。
ネットワークは、キングダムロイヤルの開発プロジェクトで培った成果を投入し、最新のクロスオーバーネットワーク回路を採用。更に位相管理に優れた、つながりの良い音質を獲得しています。パーツも英国ICW社製のフィルムコンデンサーをはじめ、低損失ラミネート鉄芯インダクター、厚膜フィルム抵抗など、全ての面で刷新され、微細なオーディオ信号も高解像度に表現できます。
また、プレステージの伝統を堅く守り、全ての部品は手作業によるハードワイヤリング仕様です。
DPS 英国ICW 社製の最上位コンデンサー「ClarityCap MR」を採用。2 年間の研究開発を費やして開発されたタンノイ特別カスタム仕様。PTFE被覆99.99%シルバー単線のリードワイヤーを投入し、トップクラスのオーディオ特性を獲得しています。ネットワークボードの配線はシルバー単線。その他全ての内部配線は6N(99.9999%)の高純度PCOCCを採用。クロスオーバーネットワークはアッセンブリー後にDCT(ディープ・クライオジェニック処理※)が施され、各部品、導体のクリスタル・レベルでのストレスを軽減し、音楽再生能力の著しい向上を果たしています。

■古くからのTANNOYファンなら誰でも知っている TANNOYロゴ 「ライトニングストライク」。
おなじみの(カミナリマーク)と言うやつですが、豊かに蓄積されたタンノイの伝統と数十年に及ぶ技術革新の成果を、誇らしく伝えているのではないでしょうか。

