ENIGMA ACOUSTICS社のSopranino 静電型ツイーターを聴いてみました。
2014年 10月 03日
■ENIGMA ACOUSTICS社のSopraninoと言う静電型ツイーターの正面です。
GOLDのアクセントは、左右対称となっています。
■ガラス製のスタンドにセットされた状態で製品となっています。
■SBESLとは、Self-biased Electrostatic Loudspeaker
(セルフ・バイアス式静電型スピーカー)の略です。
要するに電源不要の静電型ツイーターと言う事になるのです。
■ゲイン切替と、クロスオーバーポイントの切り替えが付いています。
ゲインは、0dBと-3dB が選択できます。
クロスオーバーは、LOW、MID、HIGH の選択が出来ます。
「ソプラニーノ」は、出力音圧レベルは2.82v にて90dB /m/Wとなるよう設計されており、今日の高解像度スピーカー・システムと充分に連動することができます。
■側面には、Sopraninoのロゴが配されています。
SBESL は平面型のダイアフラムを使用しており、
点音源であるドーム・ツイーターや線音源であるリボン・ツイーターと異なって、
限られた放射アングルにおいて平面的な音波放射を行います。
このため、SBESL は高いエネルギー密度をリスナーにお届けすることができます。
興味深いのは、SBESL の音波放射が高い周波数帯において
ドームやリボンより優れていることです。
SPEC:
公称インピーダンス 4Ω
周波数特性 8kHz – 40kHz(± 3dB)
出力音圧レベル 90dB /m/W
推奨アンプ出力 50W
内蔵クロスオーバー設定 Lo:8kHz, Mid:10kHz, Hi:12kHz
クロスオーバー・カーブ 12dB/oct.
本体寸法 W181 × H193 × D207mm
本体重量 2.7kg
■肝心の音はと言うと、殆どその存在が判りません。
しかし切り離すと音の拡がりが無くなります。
これはかなり良いツイーターであると言う証拠です。