ガラード301 アナログプレイヤーを組み立てました。
2014年 11月 12日

■トーンアームは、オルトフォンのRMG309ⅰ新品を取付けました。
巷で見掛けるRMG309は、ガタガタの製品が多いです。
ベアリングから全てをオーバーホールしようと思うと、
かなりの金額が掛かるので、なかなかお客様からの理解を得られません。
ならば、いっそのこと新品を取付けた方が良い。
復刻版の製品といえど、実際に聴いてみるとやはり歪感が少ないです。
ビンテージのオリジナル、と言う部分にこだわるなら別ですが、やはり新品は良いです。

■プレイヤーベースは、ロングアームとショートアームが取り付け出来ます。
現在は穴開け加工してありませんが、左の奥にショートアームを取付ける事が出来る様に裏から座繰りを入れてあります。
個人的には、ロングアームにステレオ・カートリッジ、奥のショートアームにモノ・カートリッジ、を取付ければ理想的ではないかと思っています。

■今は無き、ピッカリングのカートリッジを取付けてみました。
(重量が足らないので、シェルに錘を乗せています)
NP/ATと言う型式のカートリッジだったと思いますが、針先をステレオ丸針、モノ針、SP針、に差し替えるだけで、あらゆるレコードを聴く事が出来ます。
考えてみれば凄く合理的に使えるカートリッジですね。
廃番になってしまったのは残念です。
これで50年代前後のポピュラーミュージックを聴くと、これがなかなか良いんです。
何時も僕が言う様に、当時の音楽の雰囲気がよみがえります。
性能が良いから音楽も良い雰囲気で鳴る・・・・、必ずしもそうではないですね。