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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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ALTEC A7-500-8 入荷しました。

ALTEC A7-500-8 のメンテナンスが終了しましたので、早速店頭で鳴らしてみました。

ALTEC A7-500-8 入荷しました。_b0262449_2136778.jpg

■ALTEC A7-500-8 です。

なんだかんだと言いながら、気持ちの良い鳴り方は、やはり ALTEC A7 です。

ALTEC A7-500-8 入荷しました。_b0262449_21361464.jpg

■ドライバーは 902-8B/8Ω。  振動板はアルミです。
タンジェリン・フェーズプラグ採用で、ボイスコイルはアルミリボンエッジワイズ巻。
聴感上でも、かなり広帯域なドライバーと言う事が分かります。

ALTEC A7-500-8 入荷しました。_b0262449_21362388.jpg

■ホーンは、おなじみの511Bです。
その昔は、このホーンにタールを塗ったり、ブチルゴムを貼ったり、ずいぶんと無駄な抵抗をしていたものです。

このホーンは、そのままの姿でちゃんと良い音が出ます。
鳴る鳴らないは鳴らし手の腕次第です。

ALTEC A7-500-8 入荷しました。_b0262449_21362964.jpg

■キャビネットは 828G です。

全体の構成は、ウーファーが416-8C、ドライバーが902-8B、ホーンが511B、ネットワークがN1285-8A、そしてキャビネットが828G、です。
もちろんエレクトリ正規取り扱い品です。

1980年代中頃のA7である、と言う事になりますが、当時の製品を思い起こすと、A7-500-8E から A7-500-8G の時代と言う事になるのでしょうか。

とかくこの手のスピーカーは、古いほど良い、古いほど高価、と言う評価になっておりますが、その様な事に固執しなければ、このシステムも十分に有りな音ではないだろうか、そんなふうに感じます。

ネットワークのN1285-8Aは、クロスオーバーを 500/800/1200Hzに切替できる様になっておりますが、現在はクロスオーバー500Hzの設定で鳴らしています。

このクロスオーバー周波数を切り替える事によって、ウーファー/ドライバーの受け持ち帯域を変更する事が出来る訳ですが、紙のスピーカーであるウーファーにどこまでの帯域を持たせるか、アルミ振動板のドライバーにどこまでの帯域を持たせるか、この変更によって、ずいぶん音の雰囲気が変わります。

使い方によって、大変面白いスピーカーになるのではないでしょうか。
by sound-pit | 2014-11-22 22:17 | 楽しい製品入荷