G県Oさん宅へ、納品に行ってきました。
2015年 03月 13日
そして、DELA・N1Aを納品しました。

■ラックスマン D06u と DELA N1A が鎮座しています。
その他のオーディオ機器は、ちょっと懐かしい製品ですが、
それなりにメンテナンスをすれば今でもなかなか良い音を出してくれます。

■TANNOYの ターンベリー/GR。 コストパフォーマンス抜群のスピーカー。
このクラスのスピーカーで、これだけの音が出てくれれば申し分ない、
と言っても良いほどの音が出てくれました。
やはり余計な事はせず、シンプルにセッティングすれば
それだけで良い音がしてくれる、と言う見本の様なシステムになっています。
■このシステムになった経緯。
TANNOYのスピーカーで、心落ち着く音楽を聴きたい、というお客様の希望。
最初は少し違うアンプで鳴らしていたのですが、
なんと言ったら良いのか、悪くは無いのですがサラ―っとした音で聴き応えが無い。
そこで、少し前まで使っていた古いアンプを引っ張り出してきた。
ちょっと鳴らしてみる・・・・、少なくとも今使っているアンプよりしっくりくる。
では、少しメンテをしてキチッと接続して鳴らしてみる・・・・、なかなか良いじゃないか。
入り口をもう少し良い物に換えたい・・・・、
じゃあラックスマンのD06uぐらいはどうだろうか。
今流行のハイレゾも聴いてみたい・・・・・、
それならDELAのN1AとD06uの組み合わせはどうだろうか。
テレビで放送されている音楽番組を、もう少しマシな音で聴きたい。
と言う感じでここまでシステムアップして来たのですが、これがなかなか良い音なんです。
こういう音楽をこういう音で聴きたい、
普段はCDやアナログを聴いているのだが、ハイレゾと言うものも聴いてみたい、
そんなお客さんの要望にピッタリのシステムが構築できました。
もちろん、もっと上の世界も有るでしょう。
でも、音の世界と言うのは難しいです。
お金を掛ければ必ず思っている音になる、と言うものでも無い。
お客さんと二人三脚で音を創っていく。
オーディオとはそういうものなのではないでしょうか。
久しぶりに、仕事をしているなあ、という感覚を味わう事が出来ました。