LUXMAN MQ-300の試聴機を聴いてみました。
2015年 11月 07日
LUXMANの営業の方が
MQ-300の試聴機を持ってきてくれました。

やっぱりこの見た目の方が良いですね。
音もグリルが無い方が開放感が有って良い様に思います。
安全基準でグリルはどうしても必要とのこと、
見て楽しみたいアンプなのに残念です。

バイアス回路は特性変化の少ない自己バイアス方式を採用。
電圧増幅段には6SN7GTBを用いています。
TA-300Bと6SN7GTBのヒーター点火方式は直流点火方式ですので
きわめてノイズレベルは低いです。

レギュレーションが良い傍熱管5AR4を採用。
緩やかに電源を立ち上げることで
出力管の長寿命化を可能にしているそうです。
外観は普通の配置に見えますが、
内部の回路的にはモノラル構成になっているとのこと。
とにかく、8W+8Wとは思えないような余裕を感じるアンプです。
ウイーン・アコースティクスのTHE MUSICで試聴してみましたが
かなり音量を上げても全く不安感がない。
ほんとうに8Wなの?
と言いたくなるぐらいのパフォーマンスを披露してくれます。
その他。
カソード抵抗:米デール社の無誘導メタルクラッド抵抗を採用。
電源部:オリエントカットコアによる大容量出力トランスを搭載。
チョークコイル:ファインメットコア材を採用。
※電源トランスの2次側巻線を含む電源関係を左右完全独立として
チャンネル干渉も排除。
筐体:1.6mm厚の鋼鉄製シャーシ・2mm厚の底板・
12mm厚のアルミ押出材トップパネル・
などを組み合わせて高剛性制振シャーシ構造に仕上げている。
出力管と整流管のソケット部には耐熱素材による制振構造を採用。
配線用ラグ端子は高耐圧のステアタイト製パーツを採用。
グラデーション鋳鉄の脚部を採用。
4/8/16Ωで独立した大型スピーカー端子を装備。
ACインレット:非磁性ニッケル処理と金メッキを施している。
電源ケーブル:JPA-15000付属。
入力感度/入力インピーダンス:490mV (8W)/240kΩ。
周波数特性:20Hz~20kHz (+0.3、-1.5dB)・10Hz~30kHz (+0.3、-3.0dB)。
全高調波歪率:1%以下 (1kHz/8Ω/1W)。
S/N(IHF-A):105dB。
消費電力:160W。
サイズ:460W×237H×340Dmm。
質量29.0Kg。