オーディオシステム総合点検に行ってきました。
2016年 05月 01日
S市Kさんからの要望でオーディオシステムの点検にお伺いしました。

ボクサティブ アンペジオ シグネチャー を納品してから
ちょうど一年ぐらいになりますので全体的に再チューニングをしたわけですが、
やはり1年も経過するとシステム全体での馴染みが進んでいます。
そうなると馴染みが出てきて良くなったところも有れば
最初のイメージと違う音になった様な気がする部分も出てきますので
ここでシステムの再チューニングというものが必要になるのです。
スピーカーからアンプまで一通り再調整しましたが
良い意味での馴染みと再調整の相乗効果が効いてきて
一段と冴えた音になりました。
このお客様はニューオーリンズ・ジャズを好んで聴かれる方なのですが、
ボクサティブから再生されるバンジョーやベースの音は最高に良いです。
非常に気持ちの良いリズムが刻まれて、音楽の楽しさが伝わってきます。
比較的新しい録音の盤などは更に素晴らしい。
やはりここは最新の技術で製作されたスピーカー ボクサティブの
良いところが現れてきます。

スピーカーはボクサティブ アンペジオ シグネチャーと
JENSENのトリプレックスの2系統有るのですが
こういう渋いレコードを掛けるとJENSENの方が
ブルーな音がしていてとても良いです。
でも、ニューオーリンズ ジャズを聴くとボクサティブの勝ちなんですね。
アナログプレイヤー、CDプレイヤー、プリ、パワー、などなど
スピーカーをドライブするシステムは1系統になります。
1系統のシステムで2種類のスピーカーどちらも良い音で鳴らすポイントを探るのは
なかなか難しいのですが、ほぼ一日かけて落としどころを見つける事が出来ました。
理想を言えば、例えばパワーアンプを2系統用意して
ボクサティブ用とJENSEN用に別けた方がよりベストなのですが
でもこれだけ良い音が出ていれば何も文句は無いでしょう、
という感じで今は鳴っております。
それにしても、どうしてこのシステムからこんな音が出るのだろう。
ボクサティブの実力は本当にすごいです。