SONUS FABER IL CREMONESE 試聴機入荷。
2016年 07月 11日
先日、ノアの営業さんが ソナス・ファベール イル・クレモネーゼ
をもって来てくれたので早速試聴しました。

見ただけで良い音を期待出来そうと言うオーラが有ります。
試聴システムは、
NAGRAの CDP、HD DAC、JAZZ、HD AMP、
と言う組み合わせです。

少々高額なスピーカーシステムなのですが納得できる音の再現性です。
特に音場の前後感とダイナミックレンジが素晴らしいです。
小音量から大音量までリニアに再生すると言うか音の混濁も無く
そのままのバランスで無理なく盛り上がって行きます。
聴いているうちに、知らない間にその音楽に引きずり込まれていく感じです。
エソテリック SACD テンシュテット マーラー 1番、
ゲルギエフ ストラビンスキー 春の祭典、
チョン・ミュンフン サン・サーンス 3番、
などなど、いろんな楽曲を聴いてみました。
この部分は S/N感良く 静かに静かに・・・・、
ここでは 大太鼓がこんなふうに・・・・、
ここでは 金管楽器がダイナミックに輝く様に・・・・、
この部分では 地の底まで届くような重低音が・・・・、
という様な感じで、
ここはこういう鳴り方であってほしいという
期待通りの音で鳴ってくれた様な気がします。
NAGRAのHD AMPは、
元々深々とした低音を出すアンプだと思っていましたが
イル・クレモネーゼと組み合わせる事によって
その良さがより際立ってきたのではないかと感じます。
当たり前の話ですが、製品のグレードに合ったアンプで鳴らすと言うか
アンプとの相性という事の大事さを再認識させられました。

スーパーウーファーが配置されています。
もちろん左右シンメトリーな配置になっていて
左右とも斜め後ろ内側向きに低音が放出されます。
※背面に配置されている3個のステルス・リフレックス
(一般的に言うバスレフポート)は中音域用です。
ウーファー及びスーパーウーファーのステルス・リフレックスは
底面に配置されています。
詳しくはノアさんのホームページでご確認ください。