喫茶部にモニターをセットして
ベルリンフィル デジタルコンサートを鑑賞できるようにしましたが
詳細について気になるところが有ったので色々セットアップの仕方を変えてきました。
電源環境も見直して、もう一度専用の回路を引き直し、
LAN環境についても見直しをしています。
プリアンプに使用しているMX110もウッドケースに入った方は売れてしまったので
ほかのMX110に入れ替えています。
ただ音質上の 『つながり』『表現』 を整えるためにプリアンプも再調整しています。
■見た目は全然変わっていませんが音はかなり変わりました。
■お客様に貸し出していたアイソテックのEV03が戻ってきましたので再セットしています。
■アイソテックEV03の表示で電圧は100Vを示していますが電源回路関係を見直した結果は確かに出ています。
■全体の変化について。アイソテックのEV03を使用している事もあって音の見通しが良くなったというか混濁が減っています。モニターの画質もかなり改善されています。
ベルリンフィル デジタルコンサートでストラビンスキー 『春の祭典』 を聴いておりますが緊張感の再現がより際立ってきています。楽器の配置も良く分かるし全体の音のにじみが少なくなっています。
なによりもTANNOYのウエストミンスターROYALから出てくる音に余裕が感じられる。
ウエストミンスターROYAL、RHRリミテッド、ロックウッド アカデミーミニスリム(モニターRED15)、どれも15インチの同軸ユニットなのですが箱の大きさによる再現性の違いが正直に出ています。
16ΩのモニターRED、アルニコマグネットを使用した現代版の8Ωユニット・・・、各々のユニットの特性を超越したキャビネットの音の違いが印象的です。
雄大な音場はやはり大型システムの独壇場なのです。その違いがより明確に感じられる様になりました。