オーディオルーム引っ越しの際にオーディオ機器をお預かりし
全オーディオ機器を修理・点検・した後に再セッティングにお伺いしました。
■新しいオーディオルームに再セッティングしたところです。
スピーカーはウエストレイクのBBSM15です。全ユニット点検修理しました。
他のオーディオ機器もすべて点検修理しています。
■プリとパワーはPASS LAB、DAコンバーターはdcs、トランスポートはエソテリックP30。
とりあえずはこれでスタートして、次の段階でCDトランスポートとDAコンバータを入れ替える予定です。
■いつ何が起きるか分からない時代ですので耐震を考えて新しくセッティングしています。
まずスピーカースタンドを新設計し大型重量級のスタンドとしています。
純正のスピーカースタンドはハカマの中に入り込む形になっていて如何にも頭でっかちで地震でも来たらひっくり返るのではないかという不安が付きまとっていました。
ですのでBBSM15のハカマ部分がすっぽりと嵌まり込む構造にして200mm角の無垢の柱を四隅に配する構造としました。そして出来上がり寸法は上物のBBSM15と同じになるようにしています。
さらにそれよりも一回り大きなベースに強固に取り付けてスピーカーとスタンドとベース部分がズレたりしない様な構造にしています。
オーディオボードは特注の『arte SEISIS』を敷いています。スタンドの重量も考慮すると総重量200kgを超えるスピーカーを載せているわけですが制振効果は十分発揮されているようです。
■SEISISの機能もこの重量に十分耐えています。
スピーカーに力を加えると写真の様に動きます。これで少々の地震が来たとしても大丈夫でしょう。
※SEISISの可動範囲を考慮して壁からはその分離してセッティングしています。
■肝心の音についてですが、すべてを頑丈にした効果も有ってすごく座りの良い音になっています。
Kさんもこの音には十分満足されているようで、大変ご機嫌を良くされています。
実際に仕事をしている私たちにとってもお客様に喜んで頂けるのが一番うれしい事です。
重いスピーカーに重いスピーカースタンドという事で当店のサービスコーナーでもスピーカーをの向きを変えるだけでも一苦労という状態でしたがお客様に喜んでいただけるとその疲れも吹っ飛びます。
セッティング前にはお部屋の音響環境も心配しておりましたがスピーカーが大きいとこんなに安定した音が出るものなのかという感じですごく落ち着いた音に仕上がりました。
スピーカーもスピーカースタンドもすべて重厚壮大という感じのシステムになりましたがやっぱりその意味は有ります。微動だにしない低音の力感もそういう条件が重なったからなのでしょう。
久しぶりにウエストレイクの本当の音を聴いたような気がします。