NAGRA BPS(バイポーラトランジスタ フォノステージ)を店頭で試聴しました。
組み合わせ試聴に使用したプレイヤーは Brinkmann Bardo です。

■バッテリードライブの超シンプルなフォノイコライザーです。
これならちょっとした隙間が有ればセッティング可能です。
■裏側には高分子系のシートが貼られているのですがここでもにくい演出がなされています。
NAGRAの文字が切り出されたシートが貼られています。
この面を下にしてセッティングするのですが見えないところにデザインをするというところがNAGRAらしいですね。
■フロントパネルです。 超シンプルですね。
たんなるNAGRAのオタク的見方かもしれないのですがNAGRAの文字が無くてもNAGRAの製品だという事が分かる4隅の面取りが良いですねえ。
さて、肝心の音はと言うとNAGRAらしい厚みのある音が印象的です。
音だけを聴いていると、まさかこんなに小さなフォノイコライザーが鳴っているとは思えないぐらいの堂々とした音が出ています。
電源は006Pという9Vの電池(アルカリ電池)なのですが1日3時間ぐらい聴くと仮定しても1か月ぐらいは持ちそうです。
実際にお店で電源を入れっぱなし状態で4~5日聴いていましたがバッテリー切れは起こしませんでした。
もちろん背面にDC入力端子が装備されているのでNAGRA MPS 外部パワーサプライも接続可能です。
価格もNAGRAとしてはお求めやすい価格ゾーンなのでどなたにもお勧めできるフォノイコライザーではないかと思っています。
SPEC:(太陽インターナショナルホームページより)
BPSは、MCとMMの両方のカートリッジに対応したフォノイコライザーアンプです。
6種類のMCロード抵抗用モジュール(100、150、220、330、470、1000 /Ω)が標準で付属しております。MM カートリッジをご使用になる場合は、ジャンパー切換と内部ゲイン切換によりご使用いただけます。
※工場出荷時(デフォルト)にはMC カートリッジ/100(Ω)用(NO,1)モジュールがセットされています。
BPSでは、入力トランスを装着しているためバランスモードを選択することが可能です。ハム等の対策としてバランスモードは大変有効です。
BPSのコンパクトながらも細部にわたるこだわった作りには、Nagraアンプのオーナーの方はもちろんすべてのアナログファンに贈るたまらなくマニア心をくすぐる逸品です。貴方のオーディオシステムの一員として是非迎えあげてください。
- 入力
- RCA x 1
- 出力
- RCA x 1
- Transformer ratio
- 3.54 : 1(11dB)
- ゲイン
- 64dB @ 1kHz
- 周波数帯域
- 20Hz(+1dB)-30KHz(0dB) (RIAA compliant)
- S/N比
- 77dB以上(ASA A)
- THD
- 0.15%未満
- クロストーク
- Typically 60dB
- 入力インピーダンス(MC)
- 5kΩ
- 電源
- DC 9V(006P アルカリ電池使用)
- 消費電力
- 70mW
- 連続使用可能時間
- 約100時間
- 寸法
- W110xH27xD160mm(ノブ、プラグ等の突起部は含みません)
- 重量(本体)
- 480g
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