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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。

AyonはAXISSが輸入するオーストリアのメーカーです。

AXISSの営業の方が持ってきてくれたので早速試聴しました。


Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19261918.jpg
■Ayon の製品たちです。

奥のラック左がプリアンプ『Auris』、
中央がメインアンプ『Crossfire PA』、
右がCDプレイヤーの『CD-1 sc』、
中央の前に退いてあるのがインテグレーテッドアンプ『Spirit Ⅲ』。

もちろんすべて真空管式アンプです。
CDプレイヤーも真空管アウトプットステージになっています。

Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19262741.jpg
■Ayon CD-1sc。
蓋を取ってCDをセットするという仕様のCDプレイヤー。

Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19263527.jpg
■プリとパワーアンプの背面。 大変分かりやすい配置になっています。

Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19264175.jpg
■CD-1 scの背面です。
アナログ出力はもちろんバランスとRCAを装備。
デジタルインプットはS/PDIF、USB、TOS(光)を装備。
Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19264897.jpg
■Ayon の製品たち。

第一印象。
東京のオーディオショーで見たときはそれほど大きく見えなかったのですが
全体的にサイズが大きいです。

パワーアンプのCrossfire PAは、至極まっとうな音と言う印象。
見るからにすごそうな出力管なのですが、こけおどしの様な音はしません。
真空管らしい厚みの有る音で全体的に骨格がやや太いです。

インテグレーテッドアンプの『Spirit Ⅲ』は
どなたにもお勧めできるアンプ、と言う音がしています。

インテグレーテッドアンプは
このほかにも『Scorpio』と言う製品が有りますが
価格も390,000円という事でお求めやすい価格帯です。


Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19265536.jpg
■Ayon Crossfire PAの出力管です。

なんと自社生産の真空管で他には一切出していないという事らしい。


Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19272136.jpg
■出力管は AA 62Bと言う型式です。
この出力管1本で30Wの出力を絞り出します。

Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19272870.jpg
■見るからに『おお~!!』と言う真空管なのですが
何も違和感のない音を出してきます。

Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19273587.jpg
Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19274919.jpg
Ayonと言うメーカーのアンプを聴いてみました。_b0262449_19280105.jpg
■どこからどう見ても凄いなあと感じさせる
Crossfire PA パワーアンプです。

安定感が有って暖かい音色のアンプです。
大型スピーカーを3極管シングルで鳴らしてみたい
というお客さんにはかなりお薦めのアンプになると思います。

きっと大らかに鳴ってくれる事でしょう。





by sound-pit | 2016-10-18 20:10 | ニューオーディオ