TEACの505Rを使って、JENSEN G610Bウルトラフレックス、
G610Cインペリアル、ALTEC 改 励磁型同軸、を鳴らしてみました。
■スピーカーは、JENSEN G610Cインペリアル(左)、JENSEN G610Bウルトラフレックス(真ん中)、ALTEC 改 励磁型同軸612型ボックス入り(右 ネットが黒)、です。
■市販の 4トラック・ミュージックテープ を聴いています。 スピードは19cm/s。
※ここで訂正が有ります。ちょっと勘違いしておりました。 このデッキは38/19cmの2スピードデッキでした。少し前のブログで3スピードと記載しておりましたが間違いです。
■聴いているテープは GETZ/GILBERTO です。
真空管式オープンリールデッキとヴィンテージ系スピーカーは良く合いますね。全体的に厚みが有ってゆったりとした鳴り方をします。
コーヒーでも飲みながらくつろいで聴いていたいという感じの音です。
■このデッキを見て、7号リールしか掛からないから残念だなあ、と言われる方もいらっしゃいます。
しかし今になって何かを録音して聴くという事はあまりしない様な気がしますので10号リールが掛からないという事が致命的な問題ではないと思っています。
僕がオープンデッキに興味を持つのは過去に市販されていたミュージックテープを聴きたいというのが主な理由です。市販されていたミュージックテープは殆どが7号リールなので10号リールが掛からなくてもさほど不都合は無いですね。
いずれこのミュージックテープも朽ちていく運命にありますので
今のうちに優秀録音テープを買い集めて聴いておきたい。良い状態でファイル化できるならアーカイブしておきたいと思っているのが正直なところです。
それにしても、なぜ今になってテープ再生なのかと聞かれたらやはりテープじゃないと出てこない音というのが有るのですね。
もちろん良い録音のテープばかりではないのですが、音楽とはなんだ、音楽の持つエネルギーとはなんだ、という事をいつも心に思っている方なら必ず気づく音なんです。
もちろん普段からテープばかりを聴いているわけではありません。聴きたい時に聴きたいテープを聴けるようにしておきたい。そう思っているのです。
最近、中古ミュージックテープの価格が高騰しているのはそういうユーザーが多くなっているという事なのでしょう。