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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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MARKAUDIO SOTA Tozzi ONE 店頭に入荷。

MARKAUDIO SOTA の Tozzi ONE
と言うスピーカーシステムを店頭に置いてみました。

フィディリティム サウンドの営業の方が持ってきてくれたのですが
正直なところ出てきた音にビックリです。

ユニットの設計は古くはグッドマンからの流れを汲んでいるとのこと。

GOODMAN、Jordan watts、ALR Jordan
ここまでの流れは皆さん良くご存じの事と思いますが
どのブランドのスピーカーも独特の設計思想を持っており
良い音を出していました。

MarkAudio SOTAは、
SOTA AcousticsとMarkaudio Loudspeakers LTDとの共同提携会社
という事ですがMark Audioの創設者であり経営者でもある
Mark Fenlon氏はそのJordanの開発者なのだそうです。

MarkAudio SOTAのユニットは
自作派用として売られている事は知っていましたが
実際のシステムを聴いてみたのは初めてです。

ストリングスの音色などは
GOODMANそのものの音を色濃く残しています。
ボーカル、人の声は必要にして十分
というかそれ以上の音を聴かせます。

ギターの音なども良いです。
そのリアリティーあるギターの音色は
好きな人が聴いたら堪らない魅力でしょう。

直径5cmのフルレンジユニットですので
多くを望めば無理が有るのは当然の事ですが
とにかくとてもこのスピーカーが鳴っている
とは思えないほどの音が出ています。

ペアで54,000円(税別)と言う価格も驚きです。



MARKAUDIO SOTA Tozzi ONE 店頭に入荷。_b0262449_10440302.jpg
■現在はTANNOY/ヨークミンスターGRの上に置いて鳴らしています。

人の声などを聴くと
下のスピーカーが鳴っているのかと思うぐらいの音で鳴ってくれます。




MARKAUDIO SOTA Tozzi ONE 店頭に入荷。_b0262449_10441011.jpg
■たった5cmの直径しかないフルレンジユニット。
キャビネットは樹脂製です。



MARKAUDIO SOTA Tozzi ONE 店頭に入荷。_b0262449_10441730.jpg
■リアバスレフになっています。

スピーカー端子もなかなか使い易いものが付いています。
先バラケーブルの接続はもちろんYプラグもバナナプラグもOKです。





MARKAUDIO SOTA Tozzi ONE 店頭に入荷。_b0262449_11085317.jpg
■MARKAUDIO SOTA Tozzi ONE。   色は3種類あります。



MARKAUDIO SOTA Tozzi ONE 店頭に入荷。_b0262449_11085895.jpg
■MARKAUDIO SOTA CESTI MB。 このスピーカーも3色有ります。

SOTA11 フルレンジユニット搭載(口径15cm相当)。


客観的に聴けばこちらのシステムの方が普通の音なのですが
MARKAUDIO SOTA Tozzi ONEのインパクトが強すぎです。




他にもNC5WALNUTと言う
オールナット無垢材を使用したシステムも聴いてみましたが
やはりMARKAUDIO SOTA Tozzi ONEのインパクトが強すぎです。

客観的に聴けば明らかに歪感も無く奇麗な音が出ていたのですが
Tozzi ONEのサイズを超えた大らかな鳴り方が印象的でした。

次の機会に改めていろいろなシステムを聴いてみたいものです。



■このスピーカーはワンセット持っていても良い製品ですね。

音に迷ったらこのスピーカーを聴けば良い、
音の道しるべになるスピーカーシステムではないでしょうか。









by sound-pit | 2017-02-21 17:09 | ニューオーディオ