ガラードの点検修理がひと段落したと思ったら
今度はEMTの修理品やマイクロやLINN/LP12のメンテ品が
がたくさん入ってきています。
■EMT930stとマイクロのプレイヤーRX5000/RY5500 修理品。
マイクロのプレイヤーはモーターサーボ回路が不良でした。現在は修理完成してランニングしているところです。
■反対側にもEMT930stのメンテ品が有ります。
■EMT927stメンテ品です。このプレイヤーの持ち主はただ今新居建築中です。納品はもう少し後になるでしょう。
■反対側にもEMT927stのメンテ品。このプレイヤーも一応メンテ完了しているのですがたまに不安定なところを見せるので現在ランニング中です。
■LINN LP12 のメンテです。
オルトフォンのRMG212がマウントされています。
アース周りの配線手直しとアームの取り付け修正、トーンアームケーブルの引き回し手直し、それとサスペンションの調整です。
中古品として買われた製品という事ですがアンプやスピーカーなどを買っていただいているのでこちらでメンテすることになりました。色々と手が加えられていたので結果的に全面的に見直しという作業になってしまいました。
※なお。このLP12は少し古い時代の製品になりますのでオルトフォンのアームを取付ける事が可能ですが最近のLP12はアームボードの支持構造が変わりましたのでオルトフォンのアームを取付ける事が出来ません。
■こんな感じで、最近はアナログプレイヤー関連の問い合わせやメンテナンスの依頼が増えています。
しかしそのほとんどの場合製品の能力を出し切っているとは思えないコンディションでお使いになられている様です。
アナログはカートリッジが付いていてターンテーブルが回っていればとりあえず音が出てきますのでそこがネックになりますね。
モーターの回り方、ベルトの当たり方、アームの調整、取付修正、プレイヤーベースの組み付け、サスペンション調整、平行、水平、などなど、一見何もやる事が無い様に見えていっぱいやる事が有るというのがアナログプレイヤーです。
きちっと整備すればかなり良い音が出てきます。