カレンダー
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
喫茶部にブロッドマンVC7を置いてみました。
2018年 04月 27日
ブロッドマンのVC7が届きましたので
早速喫茶部にセッティングしました。
■ブロッドマンVC7を試聴しています。
少しづつ位置を調整して向きを調整してようやく『VC7』らしい音が出る様になりました。
今回のVC7は試聴機の持ち回り品ですので音を整えるのに時間がかかります。
オーディオ製品と言うのは鳴らされて育つという部分が有りますのでパッと置いただけで全てを判断する事が出来ません。
しばらく鳴らし込んで、個々のスピーカーの生い立ちも考慮してこの先どういう音になっていくかを考えながらチューニングする必要が有ります。
そんな事有る訳無いだろうと言うご意見もあろうかと思うのですが僕が長年オーディオ店をやってきて得た結論はこれなんです。
僕も下手の横好きで色々な楽器を触ってきましたが全て3日坊主で終わっているので偉そうな事を言えた柄ではないのですが楽器に携わってきた方はみな同じことを言います。
楽器は弾き手の腕次第で良くも悪くも育つのだそうです。
そういう意味ではオーディオ機器も同じ、と僕は思っています。
LPレコードやCDソフトなどの音源はもちろんセッティングの仕方、スピーカーそのもののチューニング、そのスピーカーを駆動するアンプなどでスピーカーと言うものは良くも悪くも育つのです。
肝心なのは、この先この音がどう言う風に育っていくか、を見抜く眼力が必要になると思うのです。
セッティングを追い込んでいくとどこかにそのポイントが有るんですね。
そのポイントを的確に掴んでそのあとじっくりと鳴らし込んでやるという事が大事なんです。
じゃあ今現在のVC7が完ぺきな音で鳴っているかと問われると絶対にそうだとは言い切れませんが少なくとも到着直後よりはバランスの取れた音で鳴っています。

■僕は弦楽器の音が好きなのでついついこのようなソフトを聴いてしまいます。
と言うか『自分が好きな音』に近づいてくるとこういうソフトが聴きたくなるのです。
■ロクサン ザクシーズ20 には、EMTのTSD15 SFL/N を取付けて聴いています。
このカートリッジの音を、古いタイプの音だという方もいらっしゃいますが、適当に今風の繊細さも持ち合わせているし、
古いレコードも肌触りの良い音で聴かせてくれるし、とっても良い塩梅で音楽を聴かせてくれるカートリッジではないかと僕は思っています。
■現在の喫茶部の南側の壁面にはTANNOYのオートグラフ、ボクサティブのアンペジオシグネチャー、オーシャンウエイのAS-1、ロジャースのLS3/5A+AB1、ブロッドマンのVC7、と言うスピーカーが並んでいますがどれもこれも良い意味で『ため』の効いた音を聴かせてくれます。
具体的に言うと適当に音の余韻が出ていて妙にツルツルの音にならない音色で鳴っています。
上手く表現できませんが音と音の間にも音が有るというか余韻が重なり合って豊かに響いてくれているというかそんな感じの音で鳴ってくれるスピーカーばかりが並んでいます。
弦楽器独特の少しザラッとした質感の音色もうまく表現してくれています。