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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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修理品がいっぱいです。

ここのところブログの更新をサボっていました。
申し訳ありませんです。

言いわけになってしまいますが
現在喫茶部は修理品でいっぱいです。

つい最近入った修理品と言う感覚でいても
既に1週間以上経っているものが多い。

なので皆さん催促の意味で喫茶部に遊びにいらっしゃる。

別に急いでいないから良いよって言って下さるのですが
無言の圧力なのだ(笑)。

そんな合間を縫って配達やら出張修理の仕事も挟んでいる。
体が幾つ有っても足りません。

でも、心を入れ直して、またブログの更新に励もうと思う。

みなさんよろしくお願いいたします。




修理品がいっぱいです。_b0262449_12423577.jpg
■ガラード401。

これはオーバーホール依頼で入ってきている修理品。

オーバーホールって言うけれど、オーバーホールするという事は
殆どのメカ部品を交換するという事なのです。

でも、そんな事したらビックリするような費用が掛かってしまうので
事実上無理な事なのです。

だから僕はオーバーホールという言葉はあまり使わない。
あくまでも『メンテナンス』なのです。





修理品がいっぱいです。_b0262449_12424201.jpg
■ガラード301BBC。
これはアームを買って頂いたのでそのアームを取付けるお仕事です。

でも、プレイヤーそのものもある程度メンテが必要なので
メンテナンスも同時進行でやっています。





修理品がいっぱいです。_b0262449_12424755.jpg
■EMT 948。

DDモーターのプレイヤーなのですが
さすがにここまで年月が経つと
サーボ回路のあっちこっちが壊れている。

カートリッジも当然NGになっているので交換です。

でもこのプレイヤーはきちんとメンテすると
さすがだなあと言う音がします。




修理品がいっぱいです。_b0262449_12425373.jpg
■ソニーのPS-X9。

ダイレクトドライブのプレイヤーで
フォノイコライザーアンプも搭載しています。

日本のメーカーも力を入れて製品作りしていた時代が有ったのですね。
製品を通じてその時代の意気込みを感じます。

しかしこの製品も1970年代後半の製品なので
かれこれ40年の時が経過しています。
だからそこら中に不具合が発生しているのです。




■それぞれが往年の名機と言われる製品なのですが
どの製品もオリジナル状態をなるべく損なわない様に
メンテナンスしなければならない。

これがなかなか難儀なんです。

ロマンだけで製品を買い求めても
初期状態を取り戻すことが困難な時代になってきました。











by sound-pit | 2018-08-12 13:08 | 喫茶部 日々の動き