ＡＦＩの ｆｌａｔ．（フラット ドット）入荷しています。

ｆｌａｔ. （フラット ドット）は

レコードの反りを修正する製品を探していて目に留まった製品です。

※この後の写真について。

　ｆｌａｔ. はガラス製の製品ですので、

　どうしてもお店のダウンライトが映り込んでしまいます。

　その点はどうかご了承ください。

■これが　ｆｌａｔ. （フラット ドット）　です。早速Relaxコース（リラクゼーション）でテストしてみました。
置き場所は平面性を考えて強化ガラス製のテーブルタイプ・ショーケース上に設置しています。



■上部の蓋を開けています白いフェルト状のマットが２枚有りますがこれでレコードを挟みます。



■Languageの選択が出来ます。英語、ドイツ語が選択できますので英語を選択。


■アナログレコードのリラクゼーション効果を確かめるため新品のレコードを２枚用意してテストしてみます。



■まずフェルト状のマットを一枚セットします。



■その上に対象になるアナログレコードをセット。




■その上からもう一枚のフェルト状マットをセットします。




■上部のふたを閉めます。



■プログラムをRelaxにセットします。


■ｆｌａｔ. （フラット ドット）の操作は全て付属のマグネティック・ペンを使用します。


■Relaxを選択してマグネティック・ペンでリターンをタッチするとこの表示になります。



■もう一度リターンをタッチするとヒーティング開始（リラクゼーションコース開始）します。

■自動的にゆっくりとヒーティング開始し、そのあと自動でゆっくりと温度が下がっていき数時間でこの画面になります。
これでRelaxコースは完了です。
この間の温度変化を見ていますとただ単に温めて冷ますという事をやっているのではないという事が良く分かります。
このアルゴリズムが要になる製品であるという事がここで確信できます。


■Relaxコース（リラクゼーション）を終了したアナログレコードを試聴してみました。
見通しが良くなるというかクリアーになるというか
奥行き感が出るというか、見違えるほど音が良くなります。
この効果は正直に言って驚きです。

ここでの詳しい説明は控えますがＡＦＩの　ｆｌａｔ．（フラット ドット）はレコード製造過程に於いて発生するVINYLの歪を独自のアルゴリズムでヒーティング、クールダウンすることにより
開放してやるという製品です。
これは素晴らしい効果を見せます。




■このレコードは以前に買った復刻のLPなのですがあまりにもひどい反りが有ったのでそのままにしてありました。
このレコードがどうなるか、今度はスタンダードコースを選んで開始してみました。

■スタンダードコースを施した『IT'S TIME FOR TINA』を聴いてみました。
出来上がりを見てこれもびっくりです。
ほぼ完全にフラットになったのはもちろん、『Relax』コースの時と同じような音質改善効果も確認できました。
このレコードはエコー成分が多く正直なところあまり良い録音とは思えなかったのですがこれがかなり改善され、音の曇りと言うかベールが１枚剥がれた様な音になりました。

■ＡＦＩの　ｆｌａｔ．（フラット ドット）これは単なるレコードの反り修正機と言う製品ではないです。
この製品の本領発揮部分は Relaxコース（リラクゼーション）です。
アナログレコード本来の音を取り戻す製品と言っても過言ではないです。