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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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075励磁型ツイーター完成。

  1. JBLのリング状ダイヤフラムを応用した
励磁型ツイーターを制作しました。

075励磁型ツイーター完成。_b0262449_12530187.jpg
■075タイプ励磁型ツイーター。

ホーン部分はアルミ無垢削り出しの075ホーン部分を使用。

※価格についてはお問い合わせください。





075励磁型ツイーター完成。_b0262449_12530737.jpg
075励磁型ツイーター完成。_b0262449_12531277.jpg
■歪感の無い澄み切った高音が励磁型(電磁石)の最大の魅力です。

励磁型がどういう風に良いのかと言えば
磁気回路にアルニコマグネットとかフェライトマグネット
と言う異種金属が入らないところなんです。
ポールピースなど磁気回路すべてが純鉄に置き換えられるからです。

本当はもっと難しい話なのですが簡単にえばそういう事なんです。

音の違いは歴然です。

では励磁型が市場から消えていったのは何故なのか。
これは市場原理と言うか簡単便利と言う発想からなのです。

励磁型が良い、というのは昔から分かっている事なのですが
励磁電源が必要になるとかある程度の発熱が有るとか重たいとか
製造コストが高くつくとか色々問題が有るから姿を消したのです。


しかし今でも高級機になると励磁型は存在します。

FOCAL グランドユートピアのEMウーファーと言うのは
励磁型ウーファーです。

Boxativの最高級ドライバーも励磁型です。

この様に励磁型と言うのは
非常に贅沢な構造の製品なのだと言えるのです。






075励磁型ツイーター完成。_b0262449_12531955.jpg
075励磁型ツイーター完成。_b0262449_12532421.jpg
■取付用のねじと励磁電源のコネクターは付属しています。

励磁電圧:  DC24V (約630mA)
磁束密度:  約 19000ガウス(励磁電源電圧によって変化します)
       (JBL075は16500ガウス)
サイズ :  約 W115 H115 D130mm
重量  :  約 5.3kg

※ダイヤフラムは JBLの D8R075の新品を使用。

※電源部はPSEの問題も有り、
当店で制作して販売する事は出来ませんので
市販のものを利用されるか自作して頂く事になります。
高性能スイッチング電源もOKです。





by sound-pit | 2018-10-08 15:03 | サウンドピットに出来る事。