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アナログレコード、リラクゼーション FLAT.の事。
2018年 11月 04日
■AFIの『フラット・ドット』を買って頂いたお客様がこんなものを作って持ってきてくれました。
■一枚一枚シール状になっています。
■こうやってジャケットのビニール袋(外袋)に貼っておけばFLAT.で処理済かどうかが識別できますね。
確かにリラクゼーション処理を進めていくとどれが処理済でどれが未処理なのか分からなくなってきます。
とりあえずジャケットの邪魔にならないところへ、という事で右下に貼りましたが、左上に貼った方が良いかもです。
サウンドピットのお店の様に籠の中に入れてある場合も左上に貼ってある方が識別しやすい。
レコード棚に入れた場合でも手前の上(左上)に貼ってあった方が識別しやすいですね。
後から貼り直す事にします(笑)。
※サウンドピットの場合、同じレコードが複数あるのでジャケットを入れ間違えるとまた判らなくなってしまうのでレコードのレーベル面にも赤い小さいシールを貼っています。グルーブガードの高さに影響するので
低くなっているところに貼っております。
そういえば、このレコードもオリジナルを2枚と写真の復刻盤と3枚所有しているのですがオリジナルの1枚はピアノのフォルテで音が歪みまくっていました。中古で買ったLPなので致し方ないのですが
それも有ってオリジナルをもう1枚買い足したという経緯が有ります。
では、なぜこの復刻レコードも買ったのかと言うとどのぐらいのクオリティーで復刻されているのか知りたかったからです。
結論を申しますと、どこをどういう感覚で聴くかによって評価は変わりますがやはりオリジナル盤にはあと一歩敵わないと言う感じですね。
そこで、FLAT.でリラクゼーションを施したらどうなるか試してみましたが、やはりほかのレコードでも感じる通り音の鮮度が良くなりますね。
オリジナルLPの躍動感ある音に近づいています。
■僕のお気に入りの マキシン サリバン THE QUEEN Vol.4。このシリーズはVol.1から5まであるのですが全部所有しています。
このレコードもどんな風に音が改善されるかFLAT.で試してみようと思っています。
このLPは、いわゆる『ハイファイな音』とは言い難い録音なのですがレコード全体に『音楽をこよなく愛する人の歌』と言う雰囲気が詰め込まれています。
1980年代、まだ街のあちらこちらにレコード屋さんが有った頃名古屋・覚王山の K&K と言うレコード屋さんで見つけて買ってきました。もちろん マキシン・サリバン の予備知識なんてまるで無い時です。
一番最初は『THE QUEEN MAXINE SULLIVAN & Her Swedish Jazz All Stars』を買ってきたのですが、白黒の飾り気のないジャケットだけれどいい顔をしている写真とレコードの内容に感動したのを覚えています。気負いのない歌い方と言うかごくごく自然に歌っているところが良いです。
とても素朴な歌い方で変にこねくり回していないというか巻き舌などを使わない素直な歌い方がとても良いんです。
そしてジャケットの裏を見て、なるほどね、と思った事も思い出します。普通のお部屋で何も加工しない状態で録っている音なんだなだからこういう音がするんだ、と思いましたね。
マキシン サリバンの背中にレコード棚は有るし天井は低そうだし
広いお部屋とは思えない様な場所で録音しているみたいなんです。
これはTHE QUEENからTHE QUEEN Vol.5まで貫かれている音の味わいです。
僕の友人がバンドを組んでいるときに僕が録音してあげた音にちょっと似ているんですね(笑)。
という事で、FLAT.の話から、僕のレコードとの出会い、みたいな話になってしまいました。
こういう話をしだすという事は僕も・・・・・、ですね(笑)。