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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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オーディオリサーチ SP3、絶好調。

メンテ完了のオーディオリサーチの管球式プリアンプ SP3、
ご機嫌で鳴っております。

オーディオリサーチ SP3、絶好調。_b0262449_18502773.jpg
■オーディオリサーチSP3。 ほぼフルメンテです。

音の雰囲気から カウント・ベイシー が聴きたくなったので
カウント・ベイシー の ルーレットライブ と言う
BOX物LPを鳴らしてみました。






オーディオリサーチ SP3、絶好調。_b0262449_18503407.jpg
■プレイヤーはガラード401の3本アーム仕様。
FR64SにSPU-GTEを装着して聴いております。

※まだ納品前なんですがランニングも兼ねて鳴らしています。





オーディオリサーチ SP3、絶好調。_b0262449_18504251.jpg
■鳴らしているスピーカーは ALTEC 817A システム。
パワーアンプは ALTEC 128B。


プレイヤー     ガラード401、
トーンアーム    FR64S、オルトフォン RF297、SME 3012R、
カートリッジ    オルトフォン SPU-GTE、など、
プリアンプ     オーディオリサーチ SP3、
メインアンプ    ALTEC 128B、
スピーカーシステム ALTEC 817Aシステム、

この組み合わせ、カウントベイシー には良い相性を見せます。
『To You』を聴ていると管楽器の重厚な響きにゾクッとします。

太くて押し出しの良い音、それでいて重たい感じの音はしない、
適度に重厚で適度に軽快な音と言うべきでしょうか。
聴いていて楽しいです。



※ガラード401はアイドラーの交換など一通りのメンテをしています。
※FR64Sはイケダラボにてメンテしています。
※カートリッジのSPU-GTEも一通りのメンテが済んでいます。
※プリアンプのオーディオリサーチ SP3 は
 大掛かりなメンテをしています。
 電源の電解コンデンサーが国産になっていたので
 マロリーと同等の物に交換。
 回路上のコンデンサーも一部国産になっていたので交換。
 ボリュームも入力セレクターもオリジナル同等品に交換。
 真空管はいわゆるガチャ球(色々なメーカーのものが混在)
 になっていたので、すべてRCAの球に交換しています。
※メインアンプのALTEC 128B は
 一部真空管をアメリカ製NOS管に交換、コンデンサー類も一部交換。
※スピーカーシステムのALTEC 817Aは、
 いったんお嫁入りしたのですが、わけあって戻ってきた製品。
 入荷時に全部点検してネットワークの見直しもしています。


この中で特に手が掛かっているのはオーディオリサーチのSP3です。
メンテナンスは色々な考え方が有るので、どの考え方が正しいのかは
受け取る側(使用するお客様側)の問題です。

でも私たちオーディオファンはなぜ特定のメーカーを好きになるのでしょう。
それはそのメーカーの音造りが好きだからなんですね。
だからなるべくそのメーカーの音を損なわない様に修理したいのです。

そんな事は当たり前なのですが、
その当たり前の事が以外に理解されていないんです。

オーディオリサーチ SP3 は、間違いなくアメリカンサウンドです。
気持ちの良いサウンドです。







by sound-pit | 2018-11-09 19:43 | 喫茶部 日々の動き