メンテ完了のオーディオリサーチの管球式プリアンプ SP3、
ご機嫌で鳴っております。
■オーディオリサーチSP3。 ほぼフルメンテです。
音の雰囲気から カウント・ベイシー が聴きたくなったのでカウント・ベイシー の ルーレットライブ と言うBOX物LPを鳴らしてみました。
■プレイヤーはガラード401の3本アーム仕様。FR64SにSPU-GTEを装着して聴いております。
※まだ納品前なんですがランニングも兼ねて鳴らしています。
■鳴らしているスピーカーは ALTEC 817A システム。パワーアンプは ALTEC 128B。
プレイヤー ガラード401、トーンアーム FR64S、オルトフォン RF297、SME 3012R、カートリッジ オルトフォン SPU-GTE、など、プリアンプ オーディオリサーチ SP3、メインアンプ ALTEC 128B、スピーカーシステム ALTEC 817Aシステム、
この組み合わせ、カウントベイシー には良い相性を見せます。
『To You』を聴ていると管楽器の重厚な響きにゾクッとします。
太くて押し出しの良い音、それでいて重たい感じの音はしない、
適度に重厚で適度に軽快な音と言うべきでしょうか。聴いていて楽しいです。
※ガラード401はアイドラーの交換など一通りのメンテをしています。※FR64Sはイケダラボにてメンテしています。※カートリッジのSPU-GTEも一通りのメンテが済んでいます。※プリアンプのオーディオリサーチ SP3 は 大掛かりなメンテをしています。 電源の電解コンデンサーが国産になっていたので マロリーと同等の物に交換。 回路上のコンデンサーも一部国産になっていたので交換。 ボリュームも入力セレクターもオリジナル同等品に交換。 真空管はいわゆるガチャ球(色々なメーカーのものが混在) になっていたので、すべてRCAの球に交換しています。※メインアンプのALTEC 128B は 一部真空管をアメリカ製NOS管に交換、コンデンサー類も一部交換。※スピーカーシステムのALTEC 817Aは、 いったんお嫁入りしたのですが、わけあって戻ってきた製品。 入荷時に全部点検してネットワークの見直しもしています。
この中で特に手が掛かっているのはオーディオリサーチのSP3です。メンテナンスは色々な考え方が有るので、どの考え方が正しいのかは受け取る側(使用するお客様側)の問題です。
でも私たちオーディオファンはなぜ特定のメーカーを好きになるのでしょう。それはそのメーカーの音造りが好きだからなんですね。だからなるべくそのメーカーの音を損なわない様に修理したいのです。
そんな事は当たり前なのですが、その当たり前の事が以外に理解されていないんです。
オーディオリサーチ SP3 は、間違いなくアメリカンサウンドです。気持ちの良いサウンドです。