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K市Kさん宅 特注ボード設置作業をしてきました。
2019年 02月 15日
■Kさん宅の音響特性と部屋の寸法比などを考慮した
オーダーメイドのボードをセッティング。
今までいろいろお買い上げいただき確実に音のグレードは上がってきたのですがどうしても『あとちょっと』と言う音の癖が付きまといます。
これは何が影響しているのかお伺いしてその都度仮定の考えを当て嵌めて頭の中でシミュレーションを繰り返し家具の配置を変えたりしてたどり着いたのがこの方法です。
結果として落ち着いて聴ける音に改善されたのですが
これはやはり現場で色々作業してきたから見出せる解決方法だと思うのです。
■Kさん宅のお部屋は床ボードで解決しましたがどこのお宅でもこの方法で解決するとは限らない。
部屋のどこかで音楽に必要な音を吸収してしまっている場合も有る。
逆にお部屋の反響が原因で響いて欲しくない音が増幅されている様な結果になっている場合も有る。
何かの共振が音に付きまとっている場合も有る。
それを解決するにはどうしたら良いかというとやはりお客さんの家までお伺いして状況判断しないと判らないですね。
■結果的に『落ち着いて聴ける音』になりました。
お客さんと相談しながら機器のグレードアップ、
お客さんと相談しながらセッティングを詰めていく、お客さんと共に音楽を聴いて不満点を話し合う・・・。
しかし最終的な『詰め』は、お客様との長い付き合いが無いと解決できないです。
アンプなど各機器の音色、スピーカーの音色、などなど十分理解しているつもりでもお客様それぞれの原体験というものが違う以上音に対して要求される部分が違います。
その部分を如何に汲み取って音の組み立てをするのか。
それを知ろうと思ったらやはりお客様宅へ出向いてお付き合いするしか方法はありません。
良い音って簡単に言うけれどこれはかなり難しい事なのです。