お客様からエッジ交換で預かった JBLの4333。
結局全面的にメンテする事になり、
あとはスピーカーのサランネットを張り替える
仕事が残っているだけになりました。
■JBLの4333は、ウーファーのメンテはもちろんキャビネットの塗装からネットワークの修理までフルコースのメンテになりました。
ユニットのコンディションはとても良く左右の音圧差も帯域バランスもほぼ揃っています。
おそらく休止期間が長く、ほとんど聴いていなかったのではないかと思われます。
■エソテリックのX10W、マランツのP3600、P510M、も同時に預かってきました。
全てメンテしましたがやはりあまり聴いていなかったらしく年数の割にはものすごく奇麗な状態です。
エソテリック・X10Wは、ローディングのメンテのみでほぼ完了。
マランツのP3600、P510M は、さすがにコンデンサー類が劣化していたので
スイッチ類を含め総合的なメンテになってしまいました。
■本日、この全てを接続して音出ししましたがこれはちょっとビックリと言う音が出てきました。
スピーカーもプリアンプもメインアンプもワンオーナーでしかも使い倒した製品ではないので新品の時の輝きを失っていない音がしています。
特に音のメリハリと言うか音の勢いにはハッとする部分が有ります。
音が輝いているというか初々しい音と言うか屈託のない音の出方は素晴らしいです。
色んなものを修理していますがこういう音が出ると本当にうれしくなりますね。