マッキントッシュの70周年記念モデル。
C70とMC2052を買って頂いたお客様なのですが
オーディオを設置するお部屋の壁の状態がいまいちでした。
そんなわけでこのたび壁の貼り直しをしたのですが
その工事が終わりましたのでオーディオ機器の再設置に
お伺いしました。
■オーディオシステムセット完了です。
この際なのでオーディオラックも新調。
色々と悩みましたがアサヒ木材のSD5123ROAを採用。
お部屋全体の配色やスピーカーの仕上げも考慮してこのオーディオラックにしましたが結果はOKでした。
このお客様はたくさんのアナログレコードをお持ちなのですがアナログの再生は特に良いです。
LINN/LP12とクリスタルと言うカートリッジなのですがマッキントッシュC70のフォノイコライザー部との相性が良い。
もちろんスピーカーとの兼ね合いも有るのですが編成の大きな音楽再生はやはりゆとりが有ります。
今後の課題はCDプレイヤーなのですがとりあえずこのお部屋とオーディオ機器の相性はかなり良いのではと思っています。
■いつも思う事ですが、考え過ぎのお部屋はほとんどの場合音楽が聴けないお部屋になっています。
オーディオルームというものは普通の居室で良いと僕は思っています。
オーディオだけの特別なお部屋を作ってもその部屋まで行って聴くというのはそのうちに億劫になってしまいます。
いつも生活している場所で音楽を聴く。僕はこれが理想だと思っています。
特別にオーディオルームを作る必要はない。色々考え過ぎて、吸音だ、反射だ、と言ってるとほとんどの場合失敗します。
だからと言って『どうでもよい』という訳でもないのでここが難しい。
このKさん宅はそういう意味で『良い感じ』のお部屋にまとまっています。
特にすごく広いというお部屋ではないのですが『良い感じ』に音楽が楽しめるお部屋にまとまっています。
こじんまりとしたオーディオルーム。もちろんこのお部屋には続きの部屋も有るので全体ではそれなりに大きなお部屋になるのですが椅子に座って音楽を聴くのも良し寝転がって音楽を聴くのも良し一つの理想形オーディオルームになっています。