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日頃の体験のメモです。


by sound-pit
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37周年創業祭を終えて思うこと。

37周年創業祭を終えて思うこと。_b0262449_19414022.jpg
■和田先生の講演風景。

当日の組み合わせ試聴の内容。
※実際はその場での変更が有ったかもしれません。

講演⓵
1.スピーカー       HORAオーディオ MONO
  SACDプレイヤー   マランツ SA10
  アンプ         トライオード ルミナス84
2.スピーカー       YGアコースティクス カーメルⅡ
  SACDプレイヤー   プレイバック MPS8
  プリアンプ       オクターブ ジュビリーPre
  メインアンプ      オクターブ MRE220
3.スピーカー       TAD E-1TX
  ネットワークプレイヤー カクテルオーディオ AX45Pro
  アンプ         ロクサン Blak インテグレーテッドアンプ
4.スピーカー       FYNE AUDIO F1-12
  ネットワークプレイヤー スフォルツアート DSP DORADO
  プリアンプ       ラックスマン CL-1000
  メインアンプ      ラックスマン MQ-300
5.スピーカー       パラダイム ペルソナ 7F
  アナログプレイヤー   ロクサン ザクシーズ20plus/シラズ
  フォノEQ       オーロラサウンド VIDAシュープリーム
  プリアンプ       ファンダメンタル LA10
  メインアンプ      ファンダメンタル MA10
6.スピーカー       JBL DD67000
  SACD/DAC    エソテリック P1x/D1x
  プリアンプ       マッキントッシュ Anv C70  
  メインアンプ      マッキントッシュ Anv MC2152    

講演②
1.スピーカー       KISOアコースティクス HB-N1
  入力          マークレビンソン 5805(USB入力)
  アンプ         マークレビンソン 5805インテグレーテッド 
2.スピーカー       B&W 802 D3 PE
  ネットワークDAC    WEISS DAC502(ネットワークレンダラー)
  プリアンプ       エアータイト ATC5
  メインアンプ      エアータイト ATM3211
3.スピーカー       ピエガ マスターライン ソース3
  アナログプレイヤー   LINN LP12(ユーリカⅡ)
  アンプ         LINN KLIMAX DSM/2
4.スピーカー       TANNOY キングダムROYAL
  アナログプレイヤー   ラックスマン PD171
  カートリッジ      フェーズメーション PP2000
  プリアンプ       フェーズメーション CM2000
  メインアンプ      アキュフェーズ A75
5.スピーカー       マジコ M2
  SACD/DAC    エソテリック P1x/D1x 
  プリアンプ       ソウリューション 725
  メインアンプ      ソウリューション 701
6.スピーカー       SONUSFABER アイーダⅡ
  ネットワーク/DAC    DCS BARTOK(DAC)
  プリアンプ       NAGRA HD Pre
  メインアンプ      NAGRA HD Amp




※当日はこの組み合わせで2日間
和田さんに講演をしていただきました。

土曜日: 午前中 講演② ・ 午後 講演⓵
日曜日: 午前中 講演⓵ ・ 午後 講演②

と言う様な感じで
午前と午後を入れ替えての講演です。

通常の展示会であれば1商社単位、
1メーカー単位の試聴会になるのですが
色々な製品の組合せを聴いて頂く事が出来たので
こういう組み合わせの場合どんな音の表情になるか
という意味で参考にしていただけたのではないか
と思っています。




■この4回の公演を通して感じた事は
色々な組み合わせでずいぶん音が違います。

そんな事は初めから分かっている事なのですが
改めてそう思いました。

会場の音響特性も含めて
製品の組合せ次第でその音色は
かなり変わるものなんです。

だけど、JBLのスピーカーが
TANNOYと同じ音になるとか
その逆もあり得ない。

本当に音って難しいですね。





■各メーカーは
それぞれに真剣に音と取り組んでいる。

出来るだけ原音に近づけたい
と思って製品の開発をやっているはずです。

でも組合せによってその音の表情は
かなり変わって聴こえます。

そもそも原音って一体どんな音なんだろう。
これを考え出すと終わりのない事
になってしまいます。


いつも僕が思う事なのですが
ジャズならブルーノート(米)とECM(英・独)
クラシックならDECCA(英)とマーキュリー(米)
レーベルで音楽の表現はかなり違いますね。

ブルーノートで聴くピアノとECMで聴くピアノ、
どっちが本物の音なんでしょう。

どちらも本物のピアノの音を録っているのだから
どちらも本物の音と言える。
でも全然違う。

レーベルの音、録音技師の感性、
それこそ絵画の様に
色々な表現が有ると思うのです。

レコード芸術っていう本が有りますが
本当にその通り、言い得ています。



■オーディオで再生する場合
そのソフトを
どのメーカーのCDプレイヤーで
どのメーカーのアンプで
どのメーカーのスピーカーで
と言う組み合わせをで聴くのだから
余計にややこしい。

再生する部屋の音響特性も考えたら
一つとして同じ音は無い
と言っても過言ではないですね。

何万通りどころではない音が有る筈です。



■雑誌の評価、ネットでの評判、
そういった情報は参考程度にして頂きたい。

あくまでも自分の足で歩いて
自分の耳で色々な音を聴いてほしい。

そして、これだと思ったものを手に入れて
自分の持ち物として部屋で聴いてみる。

その繰り返しで自分の音を作って行ってほしい。

そういうリスクを負わずして
自分の音に巡り合う
という事は困難な事でしょう。
















 
  

by sound-pit | 2019-07-20 14:01 | 思うこと