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37周年創業祭を終えて思うこと。
2019年 07月 20日
■和田先生の講演風景。
当日の組み合わせ試聴の内容。※実際はその場での変更が有ったかもしれません。
講演⓵1.スピーカー HORAオーディオ MONO SACDプレイヤー マランツ SA10 アンプ トライオード ルミナス842.スピーカー YGアコースティクス カーメルⅡ SACDプレイヤー プレイバック MPS8 プリアンプ オクターブ ジュビリーPre メインアンプ オクターブ MRE2203.スピーカー TAD E-1TX ネットワークプレイヤー カクテルオーディオ AX45Pro アンプ ロクサン Blak インテグレーテッドアンプ4.スピーカー FYNE AUDIO F1-12 ネットワークプレイヤー スフォルツアート DSP DORADO プリアンプ ラックスマン CL-1000 メインアンプ ラックスマン MQ-3005.スピーカー パラダイム ペルソナ 7F アナログプレイヤー ロクサン ザクシーズ20plus/シラズ フォノEQ オーロラサウンド VIDAシュープリーム プリアンプ ファンダメンタル LA10 メインアンプ ファンダメンタル MA106.スピーカー JBL DD67000 SACD/DAC エソテリック P1x/D1x プリアンプ マッキントッシュ Anv C70 メインアンプ マッキントッシュ Anv MC2152
講演②1.スピーカー KISOアコースティクス HB-N1 入力 マークレビンソン 5805(USB入力) アンプ マークレビンソン 5805インテグレーテッド 2.スピーカー B&W 802 D3 PE ネットワークDAC WEISS DAC502(ネットワークレンダラー) プリアンプ エアータイト ATC5 メインアンプ エアータイト ATM32113.スピーカー ピエガ マスターライン ソース3 アナログプレイヤー LINN LP12(ユーリカⅡ) アンプ LINN KLIMAX DSM/24.スピーカー TANNOY キングダムROYAL アナログプレイヤー ラックスマン PD171 カートリッジ フェーズメーション PP2000 プリアンプ フェーズメーション CM2000 メインアンプ アキュフェーズ A755.スピーカー マジコ M2 SACD/DAC エソテリック P1x/D1x プリアンプ ソウリューション 725 メインアンプ ソウリューション 7016.スピーカー SONUSFABER アイーダⅡ ネットワーク/DAC DCS BARTOK(DAC) プリアンプ NAGRA HD Pre メインアンプ NAGRA HD Amp
※当日はこの組み合わせで2日間和田さんに講演をしていただきました。
土曜日: 午前中 講演② ・ 午後 講演⓵日曜日: 午前中 講演⓵ ・ 午後 講演②
と言う様な感じで午前と午後を入れ替えての講演です。
通常の展示会であれば1商社単位、1メーカー単位の試聴会になるのですが色々な製品の組合せを聴いて頂く事が出来たのでこういう組み合わせの場合どんな音の表情になるかという意味で参考にしていただけたのではないかと思っています。
■この4回の公演を通して感じた事は色々な組み合わせでずいぶん音が違います。
そんな事は初めから分かっている事なのですが改めてそう思いました。
会場の音響特性も含めて製品の組合せ次第でその音色はかなり変わるものなんです。
だけど、JBLのスピーカーがTANNOYと同じ音になるとかその逆もあり得ない。
本当に音って難しいですね。
■各メーカーはそれぞれに真剣に音と取り組んでいる。
出来るだけ原音に近づけたいと思って製品の開発をやっているはずです。
でも組合せによってその音の表情はかなり変わって聴こえます。
そもそも原音って一体どんな音なんだろう。これを考え出すと終わりのない事になってしまいます。
いつも僕が思う事なのですがジャズならブルーノート(米)とECM(英・独)クラシックならDECCA(英)とマーキュリー(米)レーベルで音楽の表現はかなり違いますね。
ブルーノートで聴くピアノとECMで聴くピアノ、どっちが本物の音なんでしょう。
どちらも本物のピアノの音を録っているのだからどちらも本物の音と言える。でも全然違う。
レーベルの音、録音技師の感性、それこそ絵画の様に色々な表現が有ると思うのです。
レコード芸術っていう本が有りますが本当にその通り、言い得ています。
■オーディオで再生する場合そのソフトをどのメーカーのCDプレイヤーでどのメーカーのアンプでどのメーカーのスピーカーでと言う組み合わせをで聴くのだから余計にややこしい。
再生する部屋の音響特性も考えたら
一つとして同じ音は無いと言っても過言ではないですね。
何万通りどころではない音が有る筈です。
■雑誌の評価、ネットでの評判、そういった情報は参考程度にして頂きたい。
あくまでも自分の足で歩いて自分の耳で色々な音を聴いてほしい。
そして、これだと思ったものを手に入れて自分の持ち物として部屋で聴いてみる。
その繰り返しで自分の音を作って行ってほしい。
そういうリスクを負わずして自分の音に巡り合うという事は困難な事でしょう。